部活は入試に有利?途中で嫌になっても最後まで続けさせた方がいいですか?

有識者から2件の見解が投稿されています!

部活は入試に有利?途中で嫌になっても最後まで続けさせた方がいいですか?

中学2年生の息子について相談です。入学以来続けてきた部活ですが、最近になって「やめたい」と言い出しました。理由は人間関係の悪化と部活自体へのモチベーション低下のようです。私が学生の頃は「部活を最後まで続けると先生の印象がよく、内申点にもプラスになる」との噂を聞いたことがあり、私も続けさせた方が入試に有利なのではと思っていました。ただ、それが今の時代も同じなのか気になります。実際には部活よりも定期テストの成績や日々の提出物の方が重視されるのでしょうか?このまま無理にでも続けさせるべきか、それとも本人の意思を尊重してやめさせるべきか、親として判断に迷っています。部活と内申点の関係性について教えてください。

教育のプロ教育のプロの視点からアドバイス

入試の内申点は主に学業成績や提出物、授業態度が中心で、部活を続けること自体が直接加点されるケースは少ないです。ただし、部活経験から得られる協調性や継続力は面接などで評価されることもあります。無理に続けるよりも、本人が学習や他の活動に前向きに取り組める環境を整えることが入試においても有利に働くでしょう。

保護者視点保護者の視点からアドバイス

子どもの心の状態を無視して「入試に有利だから」と続けさせるのは逆効果になることもあります。やめたい理由が人間関係や気持ちの問題であるなら、一度しっかり話を聞き、別の習い事や学習に時間を使う選択肢も前向きに検討すべきですよ。入試では継続年数よりも日常の積み重ねが重視されるはず。本人が納得して動ける道を一緒に探すのが保護者の役割かと思います。

法的な安心法的安心の視点からアドバイス

本サービスで提供されるアドバイスや見解は、あくまで個人の意見です。これを参考にした結果生じた損害やトラブルについて、当社は責任を負いかねます。また、法的安心の視点でのアドバイスは正式な法律相談ではありません。具体的な法的問題は、専門の弁護士にご相談ください。

有識者の見解 (2件)

  • 有識者

    宮谷 穣士 先生

    個別学習のセルモ町田鶴川教室

    こんにちは。個別学習のセルモ町田の宮谷です。

    「部活動を辞めると内申に響くのでは?」というご不安、よく耳にします。
    結論から申し上げますと、一部のスポーツ推薦や私立高の加点制度を除き、「部活動を辞めたこと自体」が合否に直接悪影響を及ぼすことは、今の入試制度ではほとんどありません。

    現在、合否を左右する内申点の評価軸は、主に以下の3点に集約されています。

    定期テストの成績

    提出物の状況

    授業態度(主体的な取り組み)

    つまり、部活動を辞めたとしても、これらがおろそかにならなければ受験で不利に扱われることはありません。

    継続することの「二次的なメリット」
    ただし、部活動を続けることで「入試の武器」が増えるという側面は無視できません。

    面接でのエピソード: 「中学校3年間で最も打ち込んだことは?」という質問に対し、部活動の経験は生徒さんにとって最も語りやすく、成長をアピールしやすい材料になります。

    記述・作文対策: 例えば東京都立高校の国語の作文などでは、自身の「体験や見聞」を交えて書くことが求められます。3年間の継続や、困難を乗り越えた経験は、文章に深みを与える大きな強みとなります。

    辞める場合のフォローアップ
    もし部活動を辞める決断をされるのであれば、面接や作文に備えて「勉強」「趣味」「ボランティア」「家庭での役割」など、**部活に代わる「自分を語るためのネタ」**を意識的に作っておく必要があります。

    アドバイス
    こうしたメリット・デメリットをお子様に伝えたうえで、それでも「辞めたい」という意思が固いのであれば、無理に引き止める必要はないかもしれません。過度なストレスは、結果として勉強を含む生活全体に悪影響を及ぼす可能性があるからです。

    大切なのは「辞めた後に、その時間をどう前向きに使うか」を親子で共有することです。納得感のある選択ができるよう、まずはじっくり対話を深めてみてください。

  • 有識者

    田谷 智紀 先生

    s-Liveきょうと山科校

    「部活を最後まで続けないと内申点に響くのでは」というご不安、よくわかります。
    かつては「継続は力なり」という精神面が重視された時代もありました。

    結論から申し上げますと、現代の高校入試において「部活の継続」が合否に直結するケースは極めて稀です。

    現在の評価体系では、以下の要素が圧倒的に重視されます。

    ・定期テストの点数(数値化された学力)
    ・提出物の状況
    ・授業態度(主体的に学習に取り組む態度)

    部活動は多くの場合「特別活動」という枠で、よほど顕著な実績(県大会入賞など)がない限り、加点対象にならないことが多いです。

    また嫌々続けることによる「学習への悪影響(燃え尽き症候群)」が懸念されます。
    人間関係が悪化した場所で無理をさせると、自己肯定感が下がり、本来注力すべき勉強に身が入らなくなるリスクがあります。

    部活動を辞めて、その時間を「前向きな休息」や「予習・復習」に充てることで、結果的に内申点(学力)が向上するケースは多々あります。

    無理に続けさせるよりも、まずは「辞めた後の時間の使い方」をお子様と話し合ってみるのはいかがでしょうか?
    もしさらに気になることがありましたら、またご質問ください。

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宮谷 穣士先生

個別学習のセルモ町田鶴川教室

東京都町田市で、個別学習のセルモ町田忠生・鶴川教室の2教室を運営しております、株式会社進化代表取締役社長の宮谷と申します。 個別学習のセルモは、社員講師の適切なサポートとデジタルAI学習システム+オリジナルノートを活用し、学力改善を目指す生徒さんを指導しています。
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長く高校の教壇で国語を教えていまして、教え子には華と書いてハルと読む女優「黒木華」がいます。彼女に漱石「こころ」と鴎外「舞姫」を教えたのは誰あろうこの私です。 また若い頃は近代日本文学を研究し論文を書いていました。私は講談社「第40回群像新人文学賞」で最終選考にまで残ったファイナリストでもあります。
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