当塾では、「放牧メソッド」を採用し、生徒が自ら学ぶ力を育成しています。 また、方眼ノートを活用した思考法を導入し、考える力をサポートしています。 このアプローチにより、生徒たちは「やらされる勉強」ではなく、「みずから学ぶ」姿勢を身につけています。
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「先生にもっと厳しく叱ってほしい」というお気持ち、よくわかります。でも、叱られることで本当にやる気が出るかというと、必ずしもそうとは限りませんよね。大人でも「やるべきことはわかっているのに、強く言われると逆にやる気をなくす」ということはよくあります。お子さんも同じで、結局は自分の意志で「やらなきゃ」と思わない限り、本当の意味で前には進めません。 塾の先生が優しく丁寧に教えてくださるのは、お子さんが「勉強=嫌なもの」にならないようにするための配慮かもしれません。無理に厳しくしてもらうより、お子さん自身が「このままではマズい」と感じる瞬間を待つのが大事です。たとえば定期テストの結果を冷静に振り返る機会を作ったり、将来の話をさりげなくしてみたりすることで、少しずつ意識が変わることもあります。 もちろん、塾の先生と相談しながら、「どんな声かけが響きやすいか」を話し合うのは良い方法です。ただ、無理に厳しくしてもらうより、お子さんのやる気が芽生えるタイミングをじっくり待つほうが、結果的には成績アップにつながることが多いですよ。焦らず、お子さんの変化を見守っていきましょう。
周りが塾に通い始めると、「うちも行かせたほうがいいのかな?」と気になりますよね。でも、大切なのは「周りがどうか」ではなく、「お子さんにとって本当に必要かどうか」です。今のところ学校の成績が悪くなく、家庭学習もできているなら、無理に塾に通わせる必要はないかもしれません。 中学受験をしない場合、小学生のうちは学校の勉強をしっかり理解していれば十分なケースが多いです。ただ、中学に入ると授業の進度が速くなり、内容も難しくなってくるので、小6の終わりごろから「中学の勉強に向けて準備が必要かどうか」をお子さんと話し合ってみるといいですね。特に算数(数学)の基礎がしっかりしているかは、中学でのつまずきを防ぐ上で大切なポイントです。 塾に通うタイミングは、お子さんの様子を見ながら決めるのが一番です。中学生になってからでも間に合いますし、むしろ「必要だ」と感じたときに始めるほうが効果的です。焦らず、お子さんと相談しながらベストな時期を見極めていきましょう。
退塾を決めた後の塾の対応、確かに気になるところですよね。でも、誠実な塾であれば、最後まで変わらず指導を続けてくれるはずです。塾の先生もプロですから、辞めるからといって態度を変えるようなことは本来あってはならないことです。 とはいえ、人間ですから多少の感情の変化はあるかもしれません。ただ、お子さんにとって大切なのは、残りの期間塾を上手に使ってしっかりと学び、次のステップにつなげることです。先生の態度が気になったとしても、お子さんと「最後までしっかり学ぶ」という意識を共有し、先生の態度については気にしないようにしましょう。 大切なのは、お子さんが気持ちよく学びを終えられることです。残りの期間を有意義に使えるように、お子さんと話し合いながら、良い形で次の環境へ移れるといいですね。
塾長への不信感がある中で、お子さんはその塾の先生を信頼しているとなると、親としては悩ましいですね。とはいえ、大事なのは「お子さんが安心して学べる環境かどうか」です。お母さんが不安に感じていることを、まずは率直にお子さんに伝えた上で、お子さん自身はどう思っているのかを確認することが大切です。 もしお子さんが「今の塾がいい」と言うなら、少し様子を見てもよいかもしれません。ただ、塾長への不信が学習に影響しそうなら、具体的にどの点が気になるのか整理して、直接塾長に確認してみるのも一つの方法です。その対応によって、今後も任せられるかどうかの判断材料になりますよね。 また、転塾を考えるなら「お子さんが信頼できる先生がいる塾かどうか」も重要なポイントです。受験学年を迎える前に、複数の塾を見学し、お子さんとも相談しながらベストな選択をしていけるといいですね。最終的には、お子さんが「ここで頑張れる」と思える環境を整えてあげることが何より大切ですよ。
オンライン塾を検討されているとのこと、確かに初めてだと親の関わり方に悩みますよね。ただ、基本的な考え方は「塾の勉強は塾に任せる」がベストです。親が監視しすぎると、お子さんのやる気を削いでしまったり、「自分の勉強」という意識が育たなかったりすることもあります。 思春期のお子さんにとって、親の距離感は大事です。最初のうちは、リビングなど親の目が届く場所で受けさせてみて、「どれくらい集中できるか」を確認するのがいいでしょう。問題なく取り組めるようなら、徐々に子ども部屋での受講に移行してもいいですね。逆に、リビングだと家族の気配が気になって集中しにくい場合もあるので、お子さんと相談しながらベストな環境を見つけていくと良いでしょう。 また、完全に放置するのではなく、「今日はどんな内容だった?」と軽く話を聞くことで、学習の定着を助けられます。「ちゃんとやっているか監視する」のではなく、「興味を持って見守る」スタンスを意識すると、お子さんも前向きに取り組めるはずですよ。
たしかに、「わからない」をそのままにしないことは学習においてとても大切です。ただ、お子さんの性格によっては、積極的に質問することが難しい場合もありますね。無口な子や慎重な子は、頭の中でじっくり考えてからでないと言葉にしづらいこともあります。そういうタイプのお子さんが「質問しない=成績が伸びない」とは一概には言えません。 質問ができると理解は早くなりますが、逆に自分で試行錯誤して解決する力も大切です。質問が少なくても、ノートに疑問点を書き出したり、授業後に自分で調べたりすることで学力を伸ばす方法もあります。ですので、「必ず質問しなければいけない」とプレッシャーをかけるより、「わからないことを放置せずに解決する方法はいろいろあるよ」と伝えてあげると良いでしょう。 もし可能なら、家庭で「どこが難しかった?」と聞いてみたり、塾の先生と連携して「質問しやすい環境」を作ったりするのも効果的です。お子さんに合った方法で、「わからない」をそのままにしない習慣を育てていけるといいですね。
講師の入れ替わりが激しいと、指導の一貫性が保てないこともあり、お子さんが戸惑ってしまうのも無理はありません。特に、せっかく相性の良い先生に慣れた頃に交代が続くと、学習のペースも乱れがちになりますよね。一般的に、講師の定着率が低い塾は、働く環境や運営方針に問題がある可能性も考えられます。 ただ、塾によっては講師の異動が仕組みの一環になっていたり、新しい先生がしっかり研修を受けて指導している場合もあります。まずは、塾に「なぜ講師の入れ替わりが多いのか」「今後もこの状況が続くのか」を確認してみるとよいでしょう。その上で、お子さんが納得できる環境なのかを判断することが大切です。 もし、お子さんが「先生が変わるたびにやりづらい」と強く不安を感じているようなら、転塾を検討するのも一つの選択肢です。安定した指導を受けられる環境の方が、長い目で見て学習効果も高まるはず。お子さんの気持ちを大切にしながら、ベストな学習環境を選んであげたいですね。
塾での学習が進んでいると、どうしても学校の授業を軽視してしまう傾向が出てきますよね。「簡単すぎる」「時間の無駄」と感じるのも、ある意味成長の証ですが、だからといって授業態度がおろそかになるのは避けたいところです。学校の授業は、知識の定着だけでなく、先生やクラスメイトとの関わりを通じて学ぶことも多く、決して無駄な時間ではありません。 もしあまりに天狗になっているようであれば、「そんなに授業がつまらないなら、全部休んでみる? その上で定期テストで上位をキープできるよね?」と、少し強めに問いかけてみるのも一つの手です。学校の授業を完全に無視した状態で、本当に成績を維持できるのか。実際にやってみれば、授業の価値を再認識するきっかけになるかもしれません。 最終的には、お子さん自身が「学校の授業にも意味がある」と気づくことが大切です。例えば、「授業でしっかり聞いておけば、復習の時間が減るよ」といった視点を伝えるのも効果的かもしれませんね。塾と学校、どちらも大事な学びの場ですから、そのバランスを上手に取れるよう、温かく見守ってあげましょう。
塾の教材費は塾によって差がありますが、半年で2万円というのは決して安くはないものの、特別高額というわけでもありません。多くの塾では、テキスト代やプリント代が年間で2万円前後かかることが一般的ですし、模試や検定代が別途必要なのも珍しくありません。ただ、家計にとって負担になることは確かなので、適正な価格なのか気になりますよね。(ウチはICT教材を使っているので教材費は無料ですね) 教材選びは、塾の指導方針を反映する重要な部分です。市販の問題集ではなく、独自の教材や厳選されたテキストを使っている塾は、その分費用がかかる傾向にあります。特に「やや高め」と感じる場合、そこには何かしらの意図があるはずです。例えば、「この教材なら成績アップにつながる」「指導の進め方に最適」など、塾側の考えがあるでしょう。 気になる場合は、塾に「教材費の内訳」や「この教材を選んだ理由」を聞いてみるのも一つの方法です。納得できる理由があれば、安心してお子さんの学習をサポートできますし、もし不明瞭な点があれば、他の選択肢も考えるきっかけになるかもしれませんね。
親としては、家でもしっかり勉強してほしいと思うのは当然ですが、無理に言っても逆効果になりがちです。特に思春期のお子さんは、親から「勉強しなさい」と言われるほど反発したくなるもの。言えば言うほど意固地になり、「やらされる勉強」になってしまいかねません。 実は、塾にきちんと通い、授業ではそれなりに頑張っているという時点で、お子さんなりに「勉強は必要なもの」とは分かっているはずです。あとは「家でもやったほうがいい」と本人が自覚することが大切。親ができるのは、例えば「テスト勉強、計画立ててみたら?」「終わったら好きなことしていいよ」といった、気づきを促す声かけまで。最終的に勉強するかどうかは、お子さん自身が決めることです。 「塾の授業でやるから大丈夫」と言っているうちは、まだ自分に甘さがある証拠。でも、テストの結果や周りの友達の様子を見て、本人が「やっぱり家でも勉強しないとまずいな」と感じる瞬間がきます。その時に、親が焦らず温かく見守ってあげることで、お子さんは自然と勉強に向かうようになりますよ。