大石 基 先生|投稿履歴

大石 基 先生

名張さかえ進学教室

進学塾・個別指導塾・中学・高校などで30年以上の指導経験があります。
合格実績としては、難関私国立中学、私立高校・公立高校、国立大学・私立大学など多数あります。
コミュニケーションを通じて、一人一人に合った学習方針や進学指導を行っています。
また、オンラインで24時間質問受付をしています。

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ゴールデンウィーク中は毎日何時間ほど勉強させればいいですか?

私の塾ではゴールデンウィークも基本的に通常通りですので、あまり気にしていませんが、中学校ではゴールデンウィーク用の宿題を出していることが多いですね。まずは、学校から出されているそれらの課題をしっかりとこなすことが大切だと思います。後半になって慌てて取り組むのではなく、初めのうちから計画的にやっていくといいでしょう。 計画は、時間で計るよりも一日何ページと言った具合に量で考えるといいと思われます。宿題の総ページ数を日にちで割って一日どれくらいと決めるといいのです。ただ、部活の試合があったり、家族旅行をしたりすることもありますので、その分の日数を引いておくといいのではないでしょうか。 また、ゴールデンウィークがお休みの塾では、その期間にやるべき特別な宿題を出すところも多いですね。これらも、学校の宿題と同様に計画的にこなしていくことが大切です。 これらの宿題は、中3の場合中1・中2の復習である場合があるので、わからないところをなくしていく目的でやっていくといいでしょう。 学校からも塾からも宿題が出ていない場合は、中1・中2の復習内容の薄めの問題集を買って来てやるといいでしょう。

受験対策

「忘れ物が多すぎ」と指摘されたのですがそれって塾が管理するべきでは?

私の塾で最も多い忘れ物は、筆記用具です。その場合は余っている鉛筆などを貸し出すようにしています。 ただ、メインのテキストを忘れたときは保護者の方に持って来てもらうか取りに帰ってもらうかしています。ないと学習に差し支えるからです。しかし、ほとんど忘れる生徒はいません。年にのべ数回程度です。私は忘れ物についてはほぼ保護者の責任だと考えています。どのようにしたら忘れ物をしないかは教えます。塾用のカバンを決めていつでもその中に入れるようにすることです。出したら入れるということです。厳しいようですが、教材を持ってくるということは学習の基本だからです。 ノートを忘れたときはルーズリーフなどを渡してそこにやってもらいます。 宿題をやったノートを持ってこなかったときは、答え合わせをしません。また、これについても厳しく言います。私の考えでは、宿題をやってこないことはあってもおかしくありませんが、宿題を持ってくることは簡単にできるからです。 こういった学習の基本を教えることも塾の役目ではないでしょうか。 なお、本当にどうしても持ってくることができないような場合は、置き便をしてもらい、かつ毎日来るようにしてもらうようにしたいと考えています。

親の関わり方

中学受験をしない場合、塾はいつから通わせたらいいですか?

中学での学習がスムーズにできるように準備を整えてから入学するのが得策です。 具体的には、以下の通りです。 小学校の内容では、算数の分数や小数の計算がどんなものでも大体できること、小学校の英語学習で出てきた英単語を読んだり書いたりできることが重要です。 分数や小数の計算が出来ないと、数学では半分くらい計算ができませんし、理科の計算でも影響があります。最近では、社会や国語でも資料の読み取りで計算が必要になることがあります。また、正負の数の概念などは入学するまでに理解しておいた方が中学の授業が理解しやすくなります。 小学校の英語は、教科化されたとはいえ学校や教師によっては温度差があり、そこまで読み書きについては指導されていない場合があります。しかし、中学校の授業では小学校で習った単語はそのままどっと習うことになります。覚えていることが前提とまでは行きませんが、早急に覚えないと授業について行けなくなるかもしれません。 また、小学校の英語では文法的な説明はされることがあまりないようですが、中学の授業では以前のようにbe動詞を習ってから一般動詞を習う(またはその逆)のではなく、ほとんど同時に教科書に出てきます。さらに、canも早々に出てきますので助動詞に対する理解も必要です。 これらのことを入学前に確認・指導をしてくれる塾に小6の3月くらいから行った方がいいように思います。あるいは、春期講習などで準備講座を行っている塾もあります。こういった時期からの通塾をおすすめします。

通塾開始時期