沖津 亮佑 先生|投稿履歴

沖津 亮佑 先生

個別進学塾セルフクリエイト水戸校

「毎年70%以上が第一志望に合格する大学受験専門塾」を運営しています。

コーチング指導を活用し、生徒さんの本当にやりたい事の発見、その実現をサポートしています。

大学受験生でなくても、当塾の公式LINEから受験や勉強のご相談が可能です。公式ホームページよりご覧ください。

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「忘れ物が多すぎ」と指摘されたのですがそれって塾が管理するべきでは?

親御様のモヤモヤするお気持ち、とてもよく分かります。 塾の役割と家庭の役割が明確に線引きされているわけではないので、どう対応すべきか悩んでしまいますよね。 特に忘れ物については、「解決策」と「予防策」に分けて考えてみることをおすすめします。 解決策とは、忘れ物をしてしまった後の対応です。 これは、塾に到着してから忘れ物が判明した場合の対応です。 この場面では、塾の方でどのように対応するかが問われることになります。 例えば、プリントのコピー対応や、貸し出し対応など、塾側の判断でフォローされることが一般的です。 予防策とは、忘れ物をしないための工夫です。 こちらは、塾に行く前の段階、つまり家庭でできるサポートになります。 「持ち物を前日の夜に確認する」「チェックリストを一緒に作る」「出発前に声をかける」などが考えられます。 ただし、親御様だけで抱え込む必要はありません。 「家庭ではこうしているけれど、他にできることはありますか?」と、塾に相談するのもひとつの手です。 「塾に任せる」というより、「塾と連携して、お子様にとってより良いサポートを考える」というスタンスが理想的です。 より良い環境を作れるよう、塾でも家庭でも、お子様をサポートしていきましょう。

親の関わり方

学校のテストで点が低くても悔しがらない…どうすれば危機感を持ってくれる?

お子様に危機感が見られないと、親御様の方がどんどん焦ってしまいますよね。 今のお子様が「まぁこんなもんでしょ」と言っている場合、 もしかすると、 「ちゃんとやればできるはず。でもやっても点数が上がらなかったらどうしよう…」 という不安を隠しているのかもしれません。 また、「次は頑張るから」という言葉の裏には、 「今は怒られたくないから、とりあえずそう言っておこう…」 という気持ちがある場合もあります。 いずれにしても、お子様の本心に耳を傾けることが、前向きな会話への第一歩です。 テストではどうしても点数が気になりますが、点数以外の視点から見てあげることも大切です。 例えば、こんなふうに聞いてみてください。 「今回のテスト、自分で自己評価するなら何点くらいだった?」 実際の点数と違っていても全く問題ありません。 もしお子様が「自己評価80点」と答えたら、 「じゃあ、残りの20点分は何が足りなかったと思う?」 と問いかけてみてください。 その「20点分の課題」を一緒に明確にして、 「次はそこを埋めていこう!」と前向きな声かけをしてあげると、 お子様も不安や本音を言語化しやすくなり、自分で“やる理由”を見つけられるようになります。 親御様の焦る気持ちも当然ですが、お子様の中にも「うまく言葉にできない不安」が隠れていることがあります。 その不安に寄り添うような関わり方で、次のテストに向けた前向きな一歩が踏み出せるといいですね。

親の関わり方

親の期待に応えられず自信を失っている時の対処法を教えてください

娘さんが自信を失ってしまっているのですね。 親子で同じ方向を目指しているように見えても、実は意識の向き方に違いがあることが原因かもしれません。 親御様は、「娘さんに頑張ってほしい」と感じていらっしゃると思いますがが、 娘さんは、「お父さんやお母さんに喜んでほしい」と思っているのかもしれません。 このように、お互いの気持ちが相手に向いている状態になると、プレッシャーや不安を感じやすくなり、やがて反発に繋がります。 こうしたプレッシャーを和らげるために、親子の矢印を「中学受験のその後」に向けることが大切です。 娘さんと一緒に、次のような未来の話をしてみてください。 「○○中学校に行ったら、どんなことをしてみたい?」 「中学生になったら、どこに旅行に行こうか?」 「受験が終わったら、何をしたい?」 こうした「合格後の楽しい未来」を一緒に考えることで、受験への気持ちを前向きに持ちやすくなります。 日々の声掛けも大切ですが、未来について話すだけで、受験への気持ちが大きく変わることがあります。 娘さんが感じるプレッシャーや、親御様の不安も軽減され、受験まで親子で無理なく頑張れる状態を作りやすくなると思います。

子どものやる気

家でスマホばかり触っている息子。受験が終わるまで取り上げた方がいいですか?

中学生のスマホの扱い、難しいですよね。 スマホの使いすぎに不安を感じるかもしれませんが、スマホを取り上げたからといって、必ずしも勉強に向かうわけではありません。 大切なのは、お子様が自主的に学習に取り組める環境を整え、希望する進路へ進めるようサポートすることです。 受験期を乗り切るために、以下のような方法を試してみてはいかがでしょうか? ■ 塾での学習時間を増やす もし、塾ではスマホを見ずに集中できているのであれば、塾での自習時間を増やせるか相談してみるのも1つの方法です。 ■ スマホのルールを家族で決める スマホのルールがまだ決まっていない場合、「家族全員で守れるルール」を話し合って決めると、お子様も納得しやすくなります。 (例:夜◯時以降はリビングに置く、勉強中は通知オフにする など) ■ 第三者の意見を取り入れる ご家庭だけでルールを決めるのが難しい場合は、塾の面談で先生に相談するのも1つの方法です。 第三者の意見が入ることで、お子様も冷静に受け入れやすくなるかもしれません。 お子様がスマホと上手に付き合いながら、学習に集中できる環境を整えていけることを祈っております。

親の関わり方

高校無償化になると公立より私立に行かせる方がいいのでしょうか?

お子様の高校選び、悩みますよね。 仰る通り、授業料は補助されますが、私立高校の場合は施設費などで高額な支払いが発生します。 私が住んでいる茨城県を例にとると、以下のような費用差があります。 ■公立高校(全日制)の場合 授業料:年間 約12万円 入学金等:約8,000円 設備費:年間 約3,000円 ■私立高校(全日制)の場合 授業料:年間 約40万円 入学金等:約18万円 設備費等:年間 約25万円 ※授業料が無償化された場合の初年度負担額 公立高校:12,000円 私立高校:430,000円(※入学金の補助がある場合も) このように、授業料の補助を受けても、公立と私立では40万円以上の差が生じます。 「塾なしでも大学受験に対応できる」と謳っている私立高校も多いですが、 実際には、高校3年生の通塾率が50%を超える学校が多いのが現状です。 大学受験の多様化により、高校の補習や特別講座だけではカバーしきれないケースが増えているためです。 そのため、「私立高校に進学し、塾なしで大学受験」よりも、「公立高校に進学し、高校3年生から塾に通う」方が、3年間の教育費を抑えられる可能性が高いです。 ここまでお金の話を中心にしましたが、高校選びの最大のポイントは、「お子様がその高校で3年間過ごしたいと思えるかどうか」です。 私立高校を選択肢に入れる場合でも、公立と私立の両方を見学し、お子様としっかり話し合ったうえで第一志望を決定することをおすすめします。

受験対策

将来の目標がない子どもに勉強の必要性をどう伝えればいい?

お子様の純粋な疑問に答えるのは、なかなか難しいですよね。 仰る通り、小学生に「将来のため」「選択肢が広がるから」と伝えても、未来が遠すぎてピンとこないことが多いと思います。 そこで、お子様が前向きに学べるようになる方法を2つご提案します。 ① 親子で同じ目標に向かって学ぶ 漢字検定や英語検定など、「合格」を目指して親子で一緒に勉強する時間を作ってみましょう。 例えば、 ・お子様は漢検3級、親御様は漢検2級 を目指して勉強する ・毎週○曜日は、親子で30分勉強タイムを作る このように、一緒に目標を設定し、達成する経験を積むことで、「勉強=楽しいもの」と感じやすくなります。 ② 興味を引く学びを提供する プログラミング、歴史検定、科学実験など、お子様がワクワクするような学びを1つ提案してみてください。 「ゲームを作れるよ!」とプログラミングに誘う 「戦国武将クイズをやってみよう!」と歴史に興味を持たせる 遊び感覚で学びを始めることで、自然と「勉強も楽しいかも?」という気持ちになりやすくなります。 勉強をやらせるのではなく、勉強をするきっかけを与えることが大切です。 ぜひ、お子様に合った方法を試してみてください!

親の関わり方

塾長に不信感…でも子どもは先生を信頼している。どうしたらいい?

塾長の発言が度々変わると、大きな不安を感じてしまいますよね。 特に、親子で塾への信頼度に差があると、なおさら戸惑われることと思います。 まずは、ご家庭で「受験に向けて塾をどう活用していくか」を話し合うことをおすすめします。 その際、親御様の考えを率直にお子様に伝え、お子様が担当の先生をどのように信頼しているのか、今の塾で受験まで頑張り続けられるのかを確認してみてください。 もしお子様が「今の塾で頑張りたい」と考えている場合は、親御様が感じている不安や疑問を具体的に塾へ伝えてみましょう。 例えば、以下のように質問すると、より明確な回答を得やすくなります。 「前回の懇談と今回の懇談で、異なる内容をお聞きしたように感じたのですが、改めてどのように進めるべきか教えていただけますか?」 「受験は子ども次第なのは承知していますが、親としてどのようなサポートをすればよいでしょうか?」 「○○高校を目指すと決めたのですが、受験対策はいつから本格的に始めればよいですか?」 直接質問するタイミングがない場合は、お電話やメールで確認するのもよいかもしれません。 親子ともに納得のいく受験が迎えられることを願っております。

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