算数数学講師として大手進学塾入社1年目で年間優秀講師賞を受賞。 2013年に地元福山に戻り、個別指導のグランアシストを開設。 2017年には発達障害・学習障害を持った子どもの支援を行うために放課後等デイサービス「まなびのひろば」を開設。 志共育認定講師として、キャリア教育にも力を入れている。
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受験勉強お疲れ様です! ここまで内申も模試も両立させながら走ってこられたご本人さんと保護者さまの努力に、まずは心から敬意を表します。 私が一番気になるのは、お子さん自身が今の状況をどう感じているかという点です。先生の言葉やクラス方針がストレートに心に刺さり、塾へ向かう足取りが重くなっているのか、それとも「先生は色々言うけど、授業は楽しいし自分は自分の志望校を目指す」と前向きに受け止めているか――この温度差を丁寧に探ることが、次の判断材料になります。 もしストレスを強く感じているのが保護者さんだけで、お子さんが意外とタフに受け流しながら学習を楽しめているのであれば、先生方の異なる進路提案を横目に見つつも、「うちは私立推薦で行く」と静かに決めて、このまま選抜クラスの高い授業レベルと良い刺激を利用して走り切る方法も十分にあり得ます。 逆に、本人が先生の言葉を真正面から受け止めてしまい苦しくなっている様子が見えるなら、退塾を含めて校舎長や担当講師に相談する段階かもしれません。その際は「先生方の授業力やご指導には親子ともに大いに満足しています。ただ進路方針は家庭で既に固まっており、その決断を尊重していただけるとありがたい」と率直に伝えてみてください。子どもが信頼してきた先生から「じゃあ私立型に合わせてやろう」と言われれば残留のストレスは大きく減りますし、対応が難しいとなれば新しい学習環境へ舵を切る覚悟も固まるでしょう。 どちらを選んでも、ここまでの積み重ねは必ず糧になります。お子さまのこれからの成功と成長を心よりお祈りしています。