名川 祐人 先生|投稿履歴

名川 祐人 先生

Studyコーデ

慶應大学経済学部卒業後、キーエンスの営業職を経て大学受験業界へ。オンラインを中心に全国の受験生を指導しつつ、総合型選抜の塾比較サイト(総合型選抜塾比較コンシェルジュ https://sogogata-concierge.com/ )も運営。受験生への情報提供を行う。MENSA会員資格なども持つ。

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自習室の良さってどこを見て判断すればいいの?

自習室を選ぶ際に最低限チェックしたいポイントは3つです。 ➀席数が十分あり、いつでも利用できるか ②私語やスマホ利用など、他の生徒のマナーはふさわしいか ③塾側が自習室を見回るなど、管理・監視しているか せっかく自習室を利用しようと思っても、席が埋まっていてはどうしようもありません。まずは自分がメインで利用する時間帯にちゃんと空きがあるのか確認してください。 ②と③は近い内容ですが、自習室内がしっかりと勉強だけに集中できる雰囲気が流れているかどうかは大変重要です。 パーテンションで各席が区切られていても、私語は聞こえますし、隣りの席の人がスマホばかりいじっていれば気づきます。そういった環境ではやる気がある人のモチベーションも低下してしまいます。 また塾のスタッフがそういったことを危惧して定期的に見回りをしたり、自習室内にスタッフを配置していたりと工夫をしているかも確認してください。 その他、清潔さなど自身が大切にしたいポイントがあればそれも確認しましょう。 短時間の見学ではなかなか把握しきれないかもしれませんが、実際に足を運び、ご自身の目で雰囲気を事前に確認してください。

塾の環境

マンツーマンのオンライン塾で講師との相性が合わない気がします

まずは保護者様が現状を正しく認識することが大切です。 講師の授業が実際に雑であったり分かりにくいものなのか、もしくは厳しさもありながら正しい指導をしているもののお子さんがそれを受け入れられていないのかなど、第三者の視点から保護者が客観的に見てみることで発見があるかもしれません。 オンライン塾であれば、画面の外で保護者が授業を見ることができると思います。 実際に授業を見てみて、お子様だけでなく保護者様視点でも検討してみてください。 そのうえでやはり講師の変更が妥当だと感じた場合は、遠慮なく塾側に伝えましょう。 塾の運営体制にもよりますが、直接担当講師に伝えるよりは、保護者様から塾長などの責任者に近い立場の人に伝えたほうが話はスムーズです。 現状、物足りなさを感じている点を具体的に伝え、講師変更を要望したいが可能か、他にどんな講師がいるか、または講師変更ではない何か他の方法があるか、是非相談してみてください。 特に個別指導の場合、必ずしも生徒と講師の相性がいいとは限りません。経験値の多い講師ほど様々なタイプの生徒に合わせた指導をすることができますが、大学生講師などにはそれは難しいところがあります。 塾側もそういった認識をもって運営しているはずですので、遠慮なく相談してみてください。

オンライン学習

LINEで24時間質問OK!と言われても休みの日などは迷惑にならないですか?

塾や講師が24時間OKと言ってくれているのであれば、遠慮なく利用すべきです。 不明点の解消を繰り返すことで成績は上がっていくものです。分からないことを分かるようにする過程で、塾講師や教師に頼ることは大切です。 先生を思いやって遠慮する優しい気持ちは素晴らしいと思いますが、もしかしたら、分からないままにして進んでしまったことによって、後々先生側の指導がより大変になってしまう可能性もあります。 きっと不明点はどんどん質問してもらえた方が、先生も生徒の状態を把握し、適切なアドバイスをして早期に軌道修正ができるため、助かると思いますよ。 私の在籍するStudyコーデはオンライン塾ですが、毎授業後のZoom面談や24時間質問可能なLINEのルールがあることにより、かなり細かく生徒さんの状態を把握してアドバイスができるようになっています。もしそういった頻繁なコミュニケーションがなかったとしたら、講師からのアドバイスも少しピンボケしたものになってしまうリスクがあると思います。 せっかく頼れる人や仕組みが周りにあるのであれば、是非積極的に活用してみてください。

特別なサポート

夜遅い通塾で生活リズムが乱れないか不安

保護者様としてはお子さんの体調面はとても気になるところかと思います。 実際、身体が疲れていると集中もできず、結果的に学習効率が下がります。頑張っていても結果が出ないとなると、今度はメンタルにも不調をきたします。体調管理は受験を目指して勉強する人にとって、どの年齢層でも最重要課題です。 通塾型の塾を選ばれる場合、「学校」「塾」「家」の地図上の三角形をなるべく小さくしてください。移動距離が長いことは疲労の蓄積だけでなく、勉強時間の低減にも繋がります。 そして、是非1度オンライン塾も検討してみてください。 コロナ禍以降、様々なスタイルのオンライン塾が登場しました。それらをうまく使えば非常にラクに、効果もしっかり出せるようになっています。 特に部活や課外活動を頑張っているお子さんには、帰宅後に自宅で学習ができるオンライン塾はオススメです。 私が在籍するオンライン塾のStudyコーデでは24時まで受講を可能にしており、部活を頑張る生徒たちを応援しています。 オンライン塾は保護者様の時代にはなかったものですので、効果があるのか不安もあると思います。 まずは必ず説明をしっかり聞き、体験授業を受講し、実際に自分の勉強が今後はかどりそうかをよく想像してから入塾を決めてください。

通塾の負担

オンライン塾で音信不通にならないか心配。大学受験の大事な時期に支障が出たらどうしよう?

オンライン塾は保護者の方々の時代にはなかったスタイルですので、色々とご不安があると思います。 少しでも気になったことがあれば、塾に質問をして確認をとるのがベストです。私たちStudyコーデも生徒だけでなく保護者の方ともLINEで連絡をとれる体制を整えるなど、不明点・不安点の解消に努めています。 ご質問の「通信トラブル」については様々なケースが考えられます。 例えば、塾が用意したシステム上でのみやりとりをするようなケースの場合、そのシステムがダウンすれば連絡手段がなくなってしまうので確かにリスクがあります。 ご家庭側の設備のトラブルであれば復旧まで受講ができなくなるかもしれません。 いずれにせよ、塾側がどの程度臨機応変に対応してくれるものなのかを確認しておくことがオススメです。 例えばStudyコーデではZoomを使用して生徒と講師が面談をしますが、時々音声だけが通じなくなることなどがあります。そういった場合、映像はZoomで共有したまま、音声はスマホでLINE通話を使って伝達するなど工夫して対応します。 上記は一例ですが、不測の事態に対してどの程度臨機応変に対応してもらえるのかを事前に塾側に確認しておくことで、万一の際にもお子様が動揺せずに学習を進めやすくなるのではないでしょうか。

オンライン学習

志望校のことをよく知る先生に教わった方がやっぱり有利ですか?

「志望校の事情に詳しい」という言葉ですが、何に詳しいのかを分類して考える必要があります。 ➀その志望校に在籍中の学生なので学校の雰囲気などに詳しい この場合、一般入試の指導においては何の意味もありません。もちろんその大学を受験して合格したという実績はあるのかもしれませんが、それはあくまでその大学生講師1人の個人的な経験にすぎず、それが担当生徒の指導に活かせるとも限りません。 ただし総合型選抜を目指しているのであれば、どんな授業があるとか教授がいるとか、そういった通っていなければ分からない話が聞けることがメリットになる場合もあります。 ②その志望校の受験情報に詳しく、実際に合格させた生徒が多い この場合、この塾・講師を頼る価値は高いと思います。合格するために塾に通う以上、合格に生徒を近づけられる情報・ノウハウを持っている講師に習うべきです。そういった実績が具体的にあるのであれば、この詳しさには頼りたいところです。 高1高2で勉強習慣をつけるような目的も含めて塾に通うのであれば、話しやすい大学生講師などに担当してもらうこともよいかもしれません。しかし高3のように受験が近くなってきた際には、相性などの観点はほどほどにし、実際に力を伸ばしてくれるスキル・ノウハウがあるのかどうかで塾や講師を選んだほうが後悔は少ないと思います。 その点では塾探しの時点で進路が明確になっている人は「特化型」の塾を選ぶことがオススメです。例えば私の在籍するStudyコーデは「私立文系難関大学」の受験対策に特化しています。国公立か私立か、理系か文系かだけでも、受験戦略は全く変わってきます。 是非まずは自身の進路を明確にし、それにフィットする塾を探してみてください。

受験対策