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個別指導塾を18年以上しているものです。 私の塾では、生徒の6割が高校生です。 高校受験をがんばった生徒ほど、高校入学後に成績が低迷するケースが多いことに気づきました。 これは、 「入試まで頑張る」という目標達成後、燃え尽きてしまい、勉強へのモチベーションが下がってしまう ことが原因の一つと考えられます。 また、 高校では周りの生徒のレベルも高く、競争が激しくなる という点も影響しているでしょう。 学習面では、 中学までの「復習型」から高校の「予習型」へと勉強方法が大きく変わる ことも、成績低迷に繋がると考えられます。 高校入学前に、高校の内容を予習している生徒は少ないはずです。 そのため、 「入試後から高校入学まで」の期間は、予習型の勉強に順応するための大切な期間 となります。 さらに、 高校最初のテストの順位が、高校最後のテストの順位とほぼ同じになる生徒が6割 にも上るというデータもあります。 つまり、 大学受験を意識するなら、高校最初のテスト結果で6割が決まってしまう と言っても過言ではありません。 塾を辞めるかどうかを検討するのは、 高校最初のテスト結果を見てからでも遅くない のではないでしょうか?
個別指導塾を18年以上している者です。個別指導塾を選ぶ場合は、以下の質問をすると良いでしょう。 ・体験授業を担当した先生がその後も指導を担当してくれるのか? ・先生は固定されるのか? ・先生は学生なのか、社会人なのか? ・先生の研修はどのくらいやっているのか? ・保護者から授業内容や指導方法に要望を出すことはできるのか? ・宿題の量は、時期に応じて調整できるのか? ・保護者への報告はどのくらいの頻度で行われるのか? ・塾への相談はどのくらい気軽にできるのか? これらの質問に対する回答を通して、塾や塾長の考え方や姿勢が見えてきます。
合格実績は属している協会等の基準に従って出している塾もありますが、残念ながらそういう塾は稀です。つまり、実績を出していても基準がまちまちなんです。なので、もしそれだけで選んでしまうと、実績表記の基準がゆるい塾に行くことになりがちです。 おすすめをふたつお伝えします。 まず、塾を選ぶ前に、お子さんの性格と自宅での学習スタイルを吟味して、必要としているのはどんなサービスなのか、NG項目は何なのかを絞り込んでみましょう。 ・自習室を利用したいか ・話しやすい先生がいいか ・質問しやすい環境の塾がいいか ・宿題量は相談して決められる塾がいいか ・友だちがたくさんいるところの方がいいか ・親の相談にものってくれるところの方がいいか 塾を選ぶことも大切ですが、親子でどのように利用したいかが明確になっていれば、おのずと優先順位が決まります。 次に、同じ理由でホームページや資料に書かれていることが信用できるかどうかという問題が残るので、やはり、保護者のクチコミを参考にすることをおすすめします。 引っ越したばかりで知り合いがいないという場合でも、最近ではGoogleクチコミやジュクサガスなどの信頼できるポータルサイトでは、webでクチコミが見られます。ある程度の件数が集まっていれば、信頼できるといえます。逆に、裏で塾が名前をわからないようにして経営している等の、信頼できないポータルサイトも相当数ありますので、ネット情報を安易に信用しないという用心が必要です。
個別指導塾をしている者です。多くの個別指導塾は、大学生講師が指導していますが、たとえ大学生であっても(1:2でも)、十分に訓練された先生なら、生徒が質問したいことを解決しつつ、学習課題を進め、成績を上げていくことができます。一方、そうでない先生が担当する場合、1:2はもちろんのこと、1:1ですら成績を上げるどころか、質問しやすい環境をつくることができない人もいます。体験授業がよかった場合は特に、担当した先生が引き続き指導が可能かどうかを質問してみてください。また、1:1では(一部の親子関係でも見られるように)、生徒と先生の力関係が逆転する可能性もあります。これらの懸念を払拭するには、教室長に育成力がありそうか、その塾のサポート体制が整っていそうか等を確認してください。「先生を選ぶことはできますか?」「先生がお休みのときはどのような対応をされますか?」「先生の研修会はどの程度、実施されていますか?」等を聞いてみられると良いでしょう。
直接の訪問やメッセージも嬉しいのですが、中学受験の後には共通テストや高校入試が控えているので、あまり時間がとれず、心苦しくなるときがあります。 そこで、おすすめの方法があります! 最近では、web上のクチコミをすることがとても喜ばれます。Googleクチコミやジュクサガスのクチコミなどで、先生の姓か下の名前だけ出して、先生にしてもらえて嬉しかったことや成績アップした要因、感謝等を伝えましょう。その先生が喜ぶだけでなく、塾によっては褒賞を出すところもあります。 また、そのクチコミを見た塾を探している人へも、塾の良さや先生の人柄が具体的に伝わるので喜ばれます。 現代の三方良しのスマートな御礼の伝え方ではないかなと思っています。
「全国学習塾協会」等に属していて、「合格実績適合宣言マーク」をつけているところは、基準に則って実績を出しています。 私の塾は個別塾なので、生徒一人ひとりの目標を達成することが大事だと考えています。そのため、大々的には実績を出しておらず、その必要もないと思っています。 ただ、合格後、先生たちへの感謝の印として写真や合格校を掲載してくれる生徒さんは、難関校に合格された生徒さんが多めかもしれませんね。
ウチの塾でも生徒さんに塾のSNSに出てもらっていますが、本人と保護者に確認のうえ、御礼として謝金を渡しています。どうしても他の生徒がうしろに写り込んでいる写真を活用したい場合は、キリとったり加工でぼかしたりしています。塾の先生なら法令は理解されていると思うので、掲載時のチェック漏れで誤って掲載してしまったものかもしれません。ぜひ、お伝えされてみてください。