現在中1の子どもがいますが、塾にはまだ通っておらず、この夏は塾のチラシを見るだけで終わりそうです。というのも、子ども自身があまり勉強にやる気を見せず、親の私も塾の数が多すぎて選びきれず、正直ちょっとめんどうになってしまって…。学校の部活が楽しいようで今はそちらに夢中ですし、「まだ中1だし、今年の夏はそれでいいかな」と思っている部分もあります。ただ、周りのお友達でこの夏期講習から塾デビューする子も出てきて、少し焦る気持ちも正直あります。中1ってまだそんなに焦らなくてもいいんですよね?いつ頃から塾を真剣に考え始めるべきなのか、アドバイスをいただけたらうれしいです。
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有識者の見解 (1件)
小野 大毅 先生
オンライン個別学習塾エアスタ
こんにちは。
「オンライン個別学習塾エアスタ」を運営している小野です。
中学生を指導している立場から、正直なところをお伝えします。
まず、お子様ごとのペースもありますので、周りに合わせて焦る必要はありません。 中1の夏に塾に通っていないことが、その後の結果を左右することはほとんどないと思います。部活に夢中になれているのは、それ自体が良いことです。
ただ、「じゃあ受験が近づいてからでいいか」というと、そこは少し違います。理由を2つお伝えします。
●学習習慣は、身につくまでに時間がかかります
塾に通えばすぐ習慣がつく、というものではありません。自主的に決まった時間に机に向かうことが当たり前になるまでには、早くても数か月、多くのお子さんは半年以上かかります。
つまり、必要になってから始めると、習慣がつく前に受験が来てしまうことになります。塾に入れて成績がすぐ上がらないのは、多くの場合ここが理由となります。焦らなくていい時期だからこそ、習慣づくりには向いているとも言えます。
●内申点は、中1から積み上がります
お住まいの地域にもよりますが、公立高校入試では中1の成績から内申点に含まれる都道府県が多くあります(中3のみ、あるいは学年ごとに比重が違う地域もあります)。
これは、中3になってから取り返そうとしても、中1・中2の分については確定してしまっているということです。ここはぜひ、お住まいの地域の制度を一度確認してみてください。
●判断のタイミングは「定期テストの結果」で
時期で区切るより、テストの結果を見て動くのが現実的だと思います。目安としては、こんな考え方です。
・大きな崩れがない → 今の形を続けて、次のテストを見る
・特定の教科だけ落ちている → その教科だけ手を打つ(単科での通塾もオススメです)
・複数教科で下がった、または点数の割に理解が浅い → 塾を具体的に検討
特に英語と数学は積み上げ型なので、下がり始めたら早めに動いたほうが、結果的に負担は軽くなります。
塾の数が多くて選びきれない、というのはよく分かります。ただ、そのときになって慌てて選ぶより、今のうちに2〜3か所だけ候補を絞っておくと、いざというとき動きやすいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。