1975年大阪市出身・関西大学法学部卒 1998年ビジネスオーナーとして独立 2007年大阪NSC30期生としてワッハ上方お笑いコンクール銀賞 2012年夏 4歳の娘と二人で世界一周の旅へ 現在はオンライン学習塾Cheers!の塾長として、全国の子供達と日々切磋琢磨している
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お気持ち、よくわかります。うちも同じように塾の教材がどんどん積み上がって、気づけば本棚も床もいっぱい…という状態になっていた時期がありました。小学校4年からずっと塾に通っていると、それなりにボリュームもありますよね。特に6年の後半は模試やら特訓やらで教材の種類も一気に増えますし。 うちの場合、「これは使うかも…」と全部取っておいたら結局どれも見返さなくて、ただスペースだけを取り続ける結果になってしまって。なので中学入学前のタイミングで思い切って整理したんですが、そのときに基準にしたのは「これ、中学で困ったときに見返したいと思うかどうか」でした。 算数(数学)の基礎がしっかり載っているテキストは、さすがに捨てられなくて残しました。特に割合・速さ・図形あたりは中学に入っても土台になる内容なので、もう一度見返すことになるかなと思って。でも、細かい演習プリントや、すでに解き終わって答えだけ書いてあるものはほとんど処分しました。書き込みが多すぎて再利用もできませんしね。 あと、本人が「この単元は苦手だった」と言っていたテキストやテストは念のため残しておいて、あとは段ボールにまとめて「中1の1学期まで様子を見て、それでも使わなければ処分」という一時保留ルールを作りました。そうすると、いざとなれば見返せる安心感もあるし、スッキリ片付くしでよかったです。 保管スペースって有限ですし、全てを残しておくのは現実的じゃないと思います。でも、「これだけは取っておこう」っていう教材を自分で選ぶプロセスは、子どもにとっても「ここまでよく頑張ったな」と感じる節目になる気がします。 教材って勉強道具でもありながら、努力の証でもあるんですよね。だからこそ、何を残して何を手放すか、その判断をお子さんと一緒にする時間が、実は結構大事なのかもしれません。うちはその作業を通して、気持ちの切り替えが自然にできた気がしますよ。
とてもよくわかります。今の成績に満足していないわけではないけれど、「この子ならもっと伸びるのでは」と思ってしまう親心、自然な感情ですよね。 先生に相談したい気持ちがあるのに、「過剰な期待と思われたらどうしよう」と遠慮してしまうのも、本当に多くの保護者の方が感じていることです。けれど、実際のところ塾の先生は「もっと良くしたい」と思っている親御さんからの相談をむしろ歓迎していることが多いです。 たとえば、こういう言い方ならどうでしょう。 「今の成績でもありがたいと思っていますが、本人の様子を見ていると、まだもう少し伸びしろがあるようにも感じていまして…。この先の伸ばし方について、先生のご意見を伺えたらと思いまして。」 このように、今の指導に感謝していることをまず伝えつつ、「一緒により良い方向を考えたい」というスタンスで話すと、決して押しつけやクレームにはなりません。 塾側としても、「このご家庭はお子さんのことをちゃんと見ていて、関心を持ってくれているんだな」と前向きに受け止めてくれるはずです。 また、塾の先生も模試の数字だけでは見えない部分――たとえば「今は伸び悩んでいるけど地力がついてきている」「この単元を超えたら一気に伸びる可能性がある」など、内部的な視点を持っています。そういう話を聞けるだけでも安心材料になるかもしれません。 相談することで、お子さんにとって今よりさらに合ったアプローチが見つかるかもしれませんし、親として「見守るポイント」がより明確になることもあります。 心配な気持ちは無理に抑え込まず、まずは「ちょっと相談してみたいことがあるんですが」と気軽に声をかけてみてください。きっと、いい話し合いができると思いますよ。
中学2年生になると、塾の面談は少しずつ「受験を意識した内容」へと変わっていきます。面談の頻度については塾によって差はありますが、一般的には年に2回から3回程度、春・夏・冬のタイミングで行われることが多いです。 中2の面談では、主に学習状況の確認や定期テストの結果をもとに、「どの科目に力を入れていくか」「苦手をどう克服するか」といった話が中心になります。いわば“受験準備の助走”のような位置づけですね。この時期に子ども自身の学習スタイルやつまずきやすいポイントを把握しておくことが、翌年に大きく活きてきます。 一方で、中学3年生になると面談の頻度はぐっと増えて、年に4回以上、塾によっては月1回ペースで行われることもあります。夏以降は、三者面談の形で、保護者・本人・塾の先生が一緒に志望校や受験戦略を話し合う場が設けられることも珍しくありません。 内容もかなり具体的になります。内申点や模試の結果、過去問の出来などを踏まえて、志望校の現実的な選定をしたり、併願校をどう組むかといった受験プランの相談がメインになります。加えて、子どもの精神的なフォローや、勉強と生活リズムのバランスについての話も出てくることが多いです。 面談を有意義にするためには、事前に気になることや質問をメモしておくのがオススメです。また、子ども自身の「この高校に行きたい」「この教科が苦手」などの気持ちも聞いておくと、塾の先生もより的確なアドバイスがしやすくなります。 塾との面談は、成績報告を受け取るだけではなく、家庭と塾が連携して子どもをサポートする貴重な機会です。タイミングや頻度は塾によって異なるので、今の塾がどういった体制か、一度確認してみると安心だと思いますよ。
塾の先生へのお礼って、何をどのタイミングで伝えたらいいのか、けっこう悩みますよね。 受験が終わった直後って、親も子も色んな感情が入り混じっているし、結果がどうであれ「ここまで頑張った」という気持ちはあるけど、それをどう伝えたらいいのか…。 でも、塾の先生たちは本当にたくさんの子を見ていて、一人ひとりの受験を支えてくれているわけだから、できれば感謝の気持ちはきちんと伝えたいところですよね。 私だったら、合格発表が出たあとに塾に行って、直接「ありがとうございました」と伝えるのが一番自然かなと思います。 先生たちも結果を気にしているだろうし、もし合格していたら「おかげさまで」と報告すれば喜んでくれるだろうし、もし残念な結果だったとしても、「ここまでご指導いただいて感謝しています」と伝えれば、先生も最後までサポートしてよかったと思ってくれるはず。 実際、うちの子が「先生のおかげでここまで頑張れた」って思っているなら、それを言葉にして伝えられる機会を作るのもいいなと思います。 あと、お礼の品を渡すかどうかですが、個人的には「お世話になったな」と感じるなら、ちょっとしたものを持っていくのもアリかなと。 大げさなものじゃなくて、先生方みんなで食べられるようなお菓子とか、ちょっとしたコーヒーやお茶とか。 別に必須ではないけど、こういうのって気持ちの問題ですよね。 もしうちがやるとしたら、子どもと一緒に簡単なメッセージカードを書いて、「本当にお世話になりました」と添えるぐらいかな。 結局のところ、「ちゃんと感謝の気持ちを伝える」ことが大事で、形式にはこだわらなくてもいいのかなと思います。 他のご家庭がどうしているかも気になるところだけど、塾によっても雰囲気が違うし、結局は「うちの子がここまで頑張れたのは先生のおかげ」と思えるなら、それを素直に伝えれば、それが一番伝わるのかなと。 受験って、子どもだけじゃなく親にとっても長い道のりだし、最後にきちんと区切りをつける意味でも、「ありがとうございました」と伝える場を作るのは、親としても大事なことかもしれませんね。
このような「自慢話を頻繁にする親」との付き合いは、ストレスがたまりやすいですよね。 ただ、子ども同士が仲が良いなら、あまり関係をこじらせずにうまく対応したいところです。 相手に嫌味なく、自然に話題を変える方法として、以下のようなアプローチが考えられます。 ### 1. **「すごいね!」でサッと流す** 相手が話し始めたら、適度に「すごいね!」「頑張ってるんだね」と一言褒めてから、すぐに別の話題に移す。 例: 「うちの子、この前のテストで〇〇点だったの!」 →「へぇ、すごいね!ところで、最近子どもたち何して遊んでる?」 相手は自慢を聞いてほしくて話しているので、さらっと褒めると満足し、話題を変えやすくなります。 ### 2. **質問を投げ返す** 自慢話が始まったら、逆に相手のことを質問攻めにして、話の流れをコントロールする。 例: 「〇〇先生に褒められたのよ!」 →「そうなんだ!〇〇先生ってどんな先生?うちの子はどんな風に指導されてるのか気になってて」 このように話題を変えることで、自然と相手の話の方向をズラせます。 ### 3. **「うちの子はマイペースで〜」と個別の話に持っていく** 「うちの子はテストの点数よりも〇〇に夢中で…」と、子どもの違う話題にすり替える。 例: 「うちはあまり点数にこだわらず、最近は〇〇に興味があるみたい」 相手はそれ以上競争意識を持ちにくくなり、自慢話を続ける流れが崩れます。 ### 4. **「すごいね〜!」とだけ言って話を広げない** なるべくリアクションを小さくし、「へぇ〜、そうなんだ」と軽く流してしまう。 深く反応せずにいると、相手もあまり面白くなくなり、話題が続きにくくなります。 ### 5. **用事を理由に話を切り上げる** 何度も自慢話をされるようなら、「ちょっと買い物があって」「そろそろ行かなきゃ」とサッと会話を終わらせる。 「また聞いてくれる」と思われると続いてしまうので、徐々に距離を取るのも手です。 --- 相手を刺激せず、関係を悪化させないようにしながら、適度に受け流していくのがポイントです。 あまり気にしすぎず、ストレスをため込まないようにしてくださいね。
小4の塾の宿題への親の関わり方は、確かにバランスが難しいですね。親が関与しすぎると子どもが自分で考える力を育てにくくなりますし、逆に全く見ないと正しく理解できているか不安になると思います。 適度な関与のポイントとして、以下のようなスタンスを心がけるのが良いでしょう。 1. 宿題は「本人のもの」と意識する 親の役割は「手伝う」ではなく、「サポートする」こと。 「宿題はあなたの勉強だから、まずは自分で考えてみようね」というスタンスを明確にしましょう。 2. 答え合わせは本人にさせる 親が丸つけするのではなく、答え合わせは本人がやるようにすると、自分の間違いに気づく力がつきます。 親は「どこを間違えたの?」と問いかけ、子ども自身に説明させると理解が深まります。 3. アドバイスは「考えるヒント」を与える 間違いを指摘する際は、「ここが違うよ」ではなく、「どこが違うと思う?」と問いかけると、子どもが考えるきっかけになります。 解き方が分からないときも、すぐに答えを教えず、「どう考えた?」と過程を聞き、ヒントを出すようにするとよいでしょう。 4. 間違いを責めず、挑戦を評価する 「この問題、難しいけどよく考えたね」「惜しい!あと少しだったね」と、プロセスを褒めることで、間違えても前向きに取り組めるようになります。 5. 時間を決めて関わる 毎回長時間つきっきりで見るのではなく、「丸つけの後、わからないところだけ10分一緒に考える」など、親の関与の時間を限定すると、子どもが主体的に取り組むようになります。 結論として、「自分でやる→親がサポート→自分で直す」という流れを意識し、最終的には「親の助けがなくても一人でできる」状態を目指すのが理想です。
中学2年生の息子さんが受験生としてスマホに多くの時間を費やしている状況は、受験期間にとって大きな悩みどころですね。 強制的にスマホを取り上げると、一時的には利用時間が減るかもしれませんが、反発やストレスにつながる可能性も高いです。 「スマホを取り上げようか?」という言葉が、息子さんの自主性を否定してしまうと、かえって勉強に対する意欲がさらに低下することも考えられます。 そこで、まずは息子さんとじっくり話し合い、スマホがどのように受験勉強に影響を与えているか、一緒に考えることが大切です。 具体的には、以下の点を試してみるとよいでしょう。 ・スマホの利用時間や使用状況を、一緒に記録するアプリを導入して、客観的に「どれだけ時間を使っているか」を確認する。 ・使用可能な時間帯や場所について、ルールを親子で決め、例えば「勉強中はスマホは別の部屋に置く」「休憩時間だけ○分だけ使う」など、スマホとの付き合い方を自分でコントロールするための環境を整える。 ・息子さん自身が「スマホと上手く付き合う」ためのアプリやタイマー機能を使い、自己管理の意識を高めるサポートをしてみる。 ・受験勉強のメリハリをつけるために、休憩や気分転換の時間も決めつつ、スマホを使う時間を具体的にスケジュール化する。 ・親としては、単に禁止するのではなく、スマホの使い方についてのルール作りに参加し、子どもと一緒にそのルールを作成することで、息子さん自身の納得感や自律性を促す。 受験期はどの子もプレッシャーを感じやすい時期ですから、スマホを通じてのコミュニケーションが、むしろリラックスの一環となるような活用法も模索しながら、受験に集中できる環境を一緒に作り上げていくことが大切です。 このように、強制的な取り上げではなく、息子さん自身がスマホとの付き合い方を学び、自主的に管理できるようサポートしていくアプローチがおすすめです。
子供が「将来なりたいものが決まってないのに、なんで勉強しなきゃいけないの?」と疑問に思うのは、ごく自然なことです。 親としては、勉強は将来の選択肢を広げるための大切なツールであり、知識や考える力を身につけるための基礎だと伝えたいところです。 ただし、具体的な夢がまだ決まっていない小学生には、「将来の選択肢が広がる」という抽象的な話だけでは響きにくいかもしれません。 そこで、たとえば好きなゲームやスポーツ、アニメなど、子供が興味を持っている分野で、勉強がどのように役立つか具体的な例を示してみるのはいかがでしょうか。 「勉強しておけば、好きなことをもっと深く理解できるし、新しい発見があるよ」とか「勉強することで、今は見えなかった世界が広がって、将来君が夢中になれるものが見つかるかもしれないよ」といった具合に、身近な例を交えて話すと分かりやすいでしょう。 また、勉強は単に知識を覚えるだけでなく、考える力や問題解決能力、人と協力する力など、将来どんな仕事をするにしても役立つスキルを育むものだと説明するのも効果的です。 さらに、今は夢がはっきりしていなくても、いろいろな分野に触れることで自分の興味が自然に広がるという安心感を伝え、「今のうちは色々なことにチャレンジして、将来のヒントを探してみよう」と前向きなメッセージを与えることが大切です。 最も大事なのは、頭ごなしに「勉強しなさい」と命令するのではなく、子供自身が「勉強することの楽しさや意味」を少しずつ感じ取れるよう、対話を重ねることです。 まずは子供の話に耳を傾け、何に興味があるのか、どんなことが楽しいと感じるのかを一緒に探ることで、自然に学びに対する好奇心ややる気が芽生える環境を作っていけると良いでしょう。
中学2年生はまだ自己管理の力が十分に育っていない時期です。 自主学習に切り替えると言っても、スマホやゲームの誘惑に負けてしまうのは、決して珍しいことです。 まずは、息子さんと率直に話し合い、「どうして自分でやろうと思ったのか」や「実際にどんな方法で勉強したいのか」を聞いてみることが大切です。 一方で、塾に通っているとプロの指導と一定のスケジュールがあるため、学習習慣が身につきやすいというメリットもあります。 親としては、今一度家庭での学習環境を整える工夫を試みるか、あるいは、塾の方がサポート体制がしっかりしていると感じるのであれば、別の塾を提案することも選択肢の一つです。 ただ、無理に塾に戻すと、息子さんの自尊心や自主性を傷つける恐れもありますので、まずは自宅での学習の改善策(たとえば、具体的な短い目標設定や、決まった時間に学習する習慣作りなど)を一緒に考えるのが良いでしょう。 もしそれでも効果が見えない場合、信頼できる別の塾の体験授業を受けてもらうなど、選択肢を広げることも検討してください。 最終的には、息子さん自身が「ここなら続けられる」と感じる環境を見つけることが、学力向上につながるはずです。
まずは、子どもが自分で「勉強したい」と感じる環境づくりが大切です。 ■【学習スペースの確保】 ・家の中で静かで集中できる場所を整え、スマホやゲームなどの誘惑をできるだけ排除する工夫をしましょう。 ■【一定のルーティンを作る】 ・毎日決まった時間に机に向かう習慣を、子どもと一緒に計画してみるのが効果的です。例えば、朝の時間や学校帰りに短い勉強時間を設定するなど、無理のない目標を立てます。 ■【自主性を尊重する】 ・親が直接「やれ」と叱るのではなく、子ども自身に学習計画を立てさせたり、小さな目標を設定して達成したときに褒めるなど、内発的なやる気を引き出すサポートを心がけましょう。 ■【ご褒美制度は補助的に】 ・テストの点数などでご褒美を与える方法は、短期的なモチベーション向上にはつながりますが、あくまで補助的な手段として利用し、根本的には「なぜ勉強するのか」という意味や将来のビジョンを一緒に考える機会を持つことが重要です。 オンラインや専門家の意見でも、家庭での勉強習慣は、適切な環境と子どもの自主性を育むことが鍵だとされています。親としては、焦らずに子どもと一緒に何が勉強の妨げになっているか、どうすれば楽しく取り組めるかを話し合いながら、徐々に習慣化していくことが望ましいです。