宮谷 穣士 先生|投稿履歴

宮谷 穣士 先生

個別学習のセルモ町田鶴川教室

東京都町田市で、個別学習のセルモ町田忠生・木曽・鶴川教室の3教室を運営しております、株式会社進化代表取締役社長の宮谷と申します。

個別学習のセルモは、社員講師の適切なサポートとデジタルAI学習システム+オリジナルノートを活用し、学力改善を目指す生徒さんを指導しています。

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ADHDの子どもが落ち着いて勉強できる塾の選び方を教えてください

こんにちは! 個別学習のセルモ町田の宮谷です。 ADHDのお子さんですが、当教室では今まで多くのADHDを始めとする発達の課題をお持ちの生徒さんを指導してきました。 我々の経験の積み重ねによる内容となりますが、落ち着いて勉強出来るポイントをいくつかご紹介いたします。 ①ADHDの傾向や診断内容をきちんと把握する。 ・ADHDと言っても、その内容はお子さんにより様々です。例えば、多動性は少なく注意欠陥の傾向が強い、逆に注意欠陥は無いが多動性が強い、その両方が強いなど、状況や状態は様々です。まずはお子さんの特徴を掴むために、過去のWISCの検査結果や、学校・ご家庭での様子をきちんとヒアリングします。そのことにより、どういった指導や環境が向いているか考察します。 ②体験学習にお越しいただき、その生徒さんの学力・特徴を把握する。 ・学力面(現学年の学習内容が理解出来ているか)、特徴(ADHDの傾向、耳や目から入る情報の得意・不得意、復習した場合の記憶の再現性など)を体験学習を通じて確認します。保護者様がいらっしゃる場合と、そうでない場合でその特徴や傾向が変わる場合もあるので、原則として複数形来て頂きます。 ③ノートの利用可否、板書量の限界、声がけの回数など、生徒さんに必要なサポートの分析 ・勉強に集中出来ない理由の中にディクレクシア傾向があるなど、筆記や板書が苦手な場合や、呼びかけや指示を把握出来ていない場合ことによる迷子状態など、複数の要因があります。どの部分に配慮すれば、生徒さんが快適に学習出来るかを確認します。もちろん、塾側で対応可能なサポートとそうでない場合があります。 ④座席の位置や補助ツールの効果を図る。 ・ADHDの生徒さんは、人によりますが音・振動・光に過敏な傾向があります。よって、出来るだけ周囲の動きや音が気にならない位置に優先して座ってもらいます。そのことによる落ち着きや集中を見ていきます。また、脚が動いて落ち着きがない、集中が出来ない傾向のお子さんが多いので、専用の脚置きを各教室に置いています。足置きは身長の低い小学校低学年のお子さんに特に有効です。 ⑤学習の限界値や範囲を見極め、保護者さんと目線合わせします。 ・今の学習指導要領はその量や難度が、ADHDをお持ちのお子さんにとってすべて習得を目指すのが辛い、難しい場合もあります。その場合は、どこまで頑張れて、その延長としてどういった受験方法があり得るのか、保護者さんと良くお話してすり合わせします。当然、生徒さんの意向も重視しますが、生徒さんは俯瞰した目線での判断は難しい場合があるので、調整は慎重に行います。 ⑥専門機関での相談をお勧めします。 ・ADHDの診察や診断は学習塾では出来ません。専門機関での適切な検査やカウンセリング・治療をお勧めしています。ADHDのお子様のサポートは、専門機関の専門的な診断内容を軸に、学校や学習塾など地域でお子様と接する社会集団が力を合わせてサポートすべきと考えますので、保護者様だけで悩まずお気軽に相談して下さい。

特別なサポート

50分・60分・90分、最適な授業時間が知りたい

こんにちは! 個別学習のセルモ町田の宮谷です。 最近は国が定める学習指導要領のボリュームがとても多く、中学生以上だと最低90分の授業を実施していかないと、学校進度に追いつくのは難しいです。 ここに指導方法、登校回数、科目数、生徒さんの理解・定着するスピードや、生徒さんの板書の速さ等も関係してきますが、当塾の場合だと90分週3回登校で学習に後れが無い生徒さんの数学と英語を学校進度より先取りさせ、仕上げのためのワークトレーニングなども出来るかなといった感じです。 逆に言うと、50分や60分授業で週3回登校で英数受講だと、単元の解説を聞いて問題は少しだけで終わりで理解の定着は難しいでしょう。 なお90分授業と言っても90分ぶっ通しで勉強出来る生徒さんもいれば、難しい場合はお茶休憩やトイレ休憩などに行ってもらいリフレッシュさせます。ちなみに中学生で90分授業は厳しいというお声はほぼ聞いたことがなく、どの生徒さんも概ね問題なくやりこなしてくれます。 当社のようにICTと社員講師の指導を組み合わせている場合、生徒さんはとても時間を短く感じられるようで、ほとんどの生徒さんが時間的に長いと指摘を受けたことは無いですね。

塾選び

第一志望校への通学時間が1時間半もかかるのですが大丈夫でしょうか

こんにちは! 個別学習のセルモ町田の宮谷です。 実は私も片道1時間半の私立中学校に通っていました。私の経験談で申し訳ないですが、往復3時間の通学は正直大変でした。 天気が悪い日は、雨に濡れた状態で長時間電車に乗ったり、混雑している中、毎日通学するのは体力的・精神的にも大変だった思いがあります。 家に忘れものをしたり、逆に学校に忘れものをすると、その日一日はブルーでしたね(笑) 親の目線で言うと、通学経路でトラブルがあった際は迎えに行くのが大変です。私の時はそういったことはありませんでしたが、最近は大雨や落雷で電車を止めるケースも多いので、そういった時に生徒さんを誰が迎えに行くのか、そういった事も考えないといけません。 一方で読書をたくさん出来たり、メリットもありました。 メリットとデメリットを天秤に掛けると、デメリットのほうが多いというのが私の実感です。 この通学のメリット・デメリットに、その学校のメリット・デメリットを加算した時に、どういう判断になるかということだと思います。一度文章で書き出し、親子で比較検討してみるのも良いかと思います。

受験対策

他の生徒が見えないオンライン塾で競争心は育ちますか?

こんにちは! 個別学習のセルモ町田の宮谷です。 当教室でもオンライン指導はいくつかのパターンで実施しますが、メリット・デメリットが存在しています。 (メリット) ・自宅から移動しなくて良いので、時間が効率的に使える。特に地方部の、塾までの通学時間が掛かるエリアでは有効。 ・Webカメラを通じて管理されているので、サボりづらく集中しやすい。 (デメリット) ・講師の説明がどうしても多くなり、問題演習量が通塾型の個別指導塾と比べると少なくなりがち。 ・集中しやすい分、授業は1時間程度が限度でそれ以上の学習は難しい。講師側も1時間以上の指導は難しいところがある。総合的な進捗は少しゆっくりになりがち。 ・塾で行うような、確認テストなどの+αの指導がやりづらい。 このようにメリット・デメリットがありますので、当教室では個別に指導する場合は通塾型、集団で講師の説明が中心となる場合はオンラインの活用と、場面で活用方法を分けています。 ちなみにご質問頂いた「競争力」に関してですが、通塾型の塾でも最近は生徒さん相互がお互いに関心を持つ様子は少なくなっています。ある意味「個」の時代なわけですが、お子さんの正確によっても左右されますので、一度オンライン授業も含めた体験授業を受けてみるのが良いかと存じます。

オンライン学習

成績が上がらない状況で、別の塾と併用するか塾を変えるべきか悩んでいます

こんにちは! 個別学習のセルモ町田の宮谷です。 個別指導塾で成績が上がらない原因としてはいくつかの理由が考えられます。 いくつか例をあげると...、 ①基礎が理解出来ていないのに、学校の進度に合わせるために無理やり先の範囲を学習している。 ②理解定着のための復習や演習量が少ない。 ③ノートの書き方が良くなく、情報を整理してインプット出来ていない。 ④勉強するペースが元々遅く、なかなかテスト範囲を網羅出来ていない。 など、その他も細かく言うと色々な要因が重なっている場合が多いです。 特に数学と英語は知識の積み重ねが必要で、理解の連続性が求められる科目なので、上記のような状況があると、成績をあげるのは至難の業になります。 さらに、数学と英語は学期が進むと難易度も高くなるので、生徒さんによっては「成績を維持するのが精一杯」という場合もあります。 恐らく塾の先生や教室長さんはその理由を把握出来ているはずなので、塾の先生にご相談頂き、その理由を正直に列記・説明して頂くのが良いかと思います。 特に上記の③や④はなかなか保護者さんに伝えづらい場合も多く、塾の先生方には保護者さんから正直に率直に伝えて欲しいとお話し頂くと、塾側も話しやすいでしょう。

成績アップ