迷いが増す一方、高校受験に適した塾の選び方がわかりません

有識者から2件の見解が投稿されています!

迷いが増す一方、高校受験に適した塾の選び方がわかりません

娘が中学2年生になり、そろそろ高校受験のために塾を考え始めなければならないのですが、選択肢が多すぎて頭を抱えています。都立か私立かも決まっておらず、集団塾、個別指導、タブレット学習の塾、どれが適しているのかも全くわかりません。それぞれの塾で体験授業を受けましたが、どこも「うちが最適」と主張されるため決断に困っています。学校のテストでの成績は中の上程度で応用問題になると苦戦するらしく、どのレベルの塾が理想的なのか見極められません。カリキュラムの違いも理解しきれず、どの塾も同じに見えてしまいます。兄が地方の国公立大学に進んでいるため、余計に地元での進学に期待をかけているのですが、娘自身に明確な目標がないのも悩みの種です。

教育のプロ教育のプロの視点からアドバイス

まず、塾選びの前に、お子さんの学習スタイルを把握することが重要です。応用問題が苦手とのことですが、それは理解不足からくるのか、演習量が足りないのかによって最適な塾が変わります。例えば、基礎の理解が浅いなら個別指導で補強、演習量が不足しているなら集団塾で競争意識を高めるのが有効です。また、都立・私立の選択が未定であれば、どちらにも対応できる塾を選ぶと柔軟に進路を決められます。塾のカリキュラムと模試実績を見比べ、お子さんに合った進度と方針の塾を選びましょう。

保護者視点保護者の視点からアドバイス

親として最善の選択をしたいお気持ちはよくわかりますが、大切なのは娘さんが「ここで頑張りたい」と思える環境を見つけることです。体験授業を受けて、娘さん自身が「わかりやすかった」「質問しやすかった」と感じた塾を優先しましょう。また、成績だけでなく、通塾の負担や家庭での勉強習慣とのバランスも考慮し、無理なく続けられる塾を選ぶことが重要です。兄弟間での進学ルートの比較ではなく、娘さん自身のペースで前向きに学べる環境を整えることが、最終的な受験成功につながります。

法的な安心法的安心の視点からアドバイス

本サービスで提供されるアドバイスや見解は、あくまで個人の意見です。これを参考にした結果生じた損害やトラブルについて、当社は責任を負いかねます。また、法的安心の視点でのアドバイスは正式な法律相談ではありません。具体的な法的問題は、専門の弁護士にご相談ください。

有識者の見解 (2件)

  • 有識者

    西尾 信章 先生

    セルモ日進西小学校前教室

    塾選びに迷うのは当然ですが、まず大切なのは「どの塾が良いか」ではなく、「お子さんにとってどんな学習環境が最適か」を考えることです。都立か私立かも決まっていない状況なら、まずは高校の情報収集をしながら、どのレベルを目指すのかを明確にすることが先ですね。そのうえで、必要な学習スタイルを考えれば、自然と塾の選択肢も絞られていきます。

    また、塾選びで重要なのはカリキュラムの違いだけでなく、お子さんとの相性や、塾長や講師の人間性・信頼性です。同じ「個別指導塾」でも指導方針や先生との関わり方は様々ですし、「集団塾」でも競争の雰囲気が合うかどうかは人それぞれです。娘さんが「ここなら頑張れそう」と思える環境かどうかを、体験授業後にじっくり話し合ってみるのが大切です。

    最終的には、塾の実績だけで決めるのではなく、「本人が前向きに勉強できる場所かどうか」を基準に選ぶと良いですね。目標がまだはっきりしていないなら、まずは無理なく学習を続けられる環境を整えることが第一歩です。焦らず、お子さんと一緒にベストな選択を見つけていきましょう。

  • 有識者

    沖津 亮佑 先生

    個別進学塾セルフクリエイト水戸校

    個別指導塾を運営している立場から、塾の選び方についてご提案させていただきます。
    体験授業を受けた後に、「高校受験までこの先生や塾長と一緒に頑張っていけそうか」を親子で話し合ってみると良いでしょう。

    もし「通いやすいけれど、先生の話し方が少し気になる」といった場合には、高校受験までその塾で頑張り続けるのが難しくなるかもしれませんので、慎重にご判断ください。

    また、各指導方法に向いているお子様の特徴をまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。
    ▼ 集団塾に向いているお子様の特徴
    ・学校の授業よりさらにレベルの高い授業をたくさん受けたい
    ・できるだけレベルの高い高校に進学したい
    ・ライバルがいないと勉強に力が入らない
    ・学校の先生に自ら質問しに行ける
    ▼ 個別指導に向いているお子様の特徴
    ・苦手な科目や単元が明確で、そこを中心に指導してほしい
    ・学校の授業についていけていない科目がある
    ・受験に対する漠然とした不安から通塾を考えている
    ・学校の先生になかなか質問できない
    ▼ タブレット学習の塾に向いているお子様の特徴
    ・まずは勉強の習慣をつけたい
    ・基本的なことから分かっていない科目がある
    ・勉強を教えてもらうより、勉強空間として塾を活用したい

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有識者 の紹介

一覧

齋藤 芳志美先生

個別学習のセルモ 川間教室

東証一部上場企業で学んだ経験・知識を生かし、15年前に地元野田市で開業しました。 『地域で一番!生徒と保護者の事を考える学習塾を目指しています!』 をコンセプトととし、保護者様と生徒を第一に考える塾を目標にしています。 中学生の娘の父で、生徒・保護者様に「お母さんみたい・・・」と言われてます・・・
投稿数4

山本 涼太郎先生

個別教育クラーク

シドニー生活7年を通じ、教育の違いに衝撃を受ける。帰国後、「子どもたちの自己肯定感を高め、笑顔にしたい」と、大手塾勤務を経て、2010年「個別教育クラーク」を創設。2013年「教育先進県ナガサキ」をプレゼン大会で発表。2024年「タイパ最強!AI時代の5日間完成 面接必勝メソッド」上梓。3兄弟の父。
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大石 基先生

名張さかえ進学教室

進学塾・個別指導塾・中学・高校などで30年以上の指導経験があります。 合格実績としては、難関私国立中学、私立高校・公立高校、国立大学・私立大学など多数あります。 コミュニケーションを通じて、一人一人に合った学習方針や進学指導を行っています。 また、オンラインで24時間質問受付をしています。
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名川 祐人先生

Studyコーデ

慶應大学経済学部卒業後、キーエンスの営業職を経て大学受験業界へ。オンラインを中心に全国の受験生を指導しつつ、総合型選抜の塾比較サイト(総合型選抜塾比較コンシェルジュ https://sogogata-concierge.com/ )も運営。受験生への情報提供を行う。MENSA会員資格なども持つ。
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