50分・60分・90分、最適な授業時間が知りたい

有識者から2件の見解が投稿されています!

50分・60分・90分、最適な授業時間が知りたい

中1の子供が個別指導塾を希望しており、いくつか候補の塾を絞り込みました。ただ、それぞれの塾で1回の授業時間が50分、60分、90分と異なり、どれを選べば良いのか迷っています。50分では短すぎて内容が足りないのではないか、90分では集中力が切れてしまうのではないかと心配しています。この中では60分が無難な選択に思えますが、実際にはどの時間が一番効果的なのか、選び方を教えていただきたいです。

教育のプロ教育のプロの視点からアドバイス

授業時間の適性は生徒の集中力や目的に左右されます。ただし、個別指導の場合は授業の密度が濃くなるため、講師との相性が授業時間の感じ方に大きく影響します。良い講師であれば90分でも飽きずに学べる一方、相性が合わないと60分でも長く感じます。そのため、まず体験授業で講師との相性を確認し、適切な授業時間を見極めましょう。学習目標が基礎の補強なのか、応用力の強化なのかによっても時間配分が変わることも意識してください。

保護者視点保護者の視点からアドバイス

お子さんにとって「楽しい」と感じられる授業が一番です。保護者としては授業時間の長短よりも、お子さんがその時間をどう感じるかが大切だと思います。50分なら集中力が持続しやすく、「すぐ終わった」とポジティブに感じる場合もあります。一方、90分はしっかり取り組む姿勢を育むチャンスにもなりますが、お子さんが疲れすぎてしまうなら逆効果です。講師との相性やお子さんの気持ちを最優先に考え、実際に授業を体験させて選ぶと安心です。

法的な安心法的安心の視点からアドバイス

本サービスで提供されるアドバイスや見解は、あくまで個人の意見です。これを参考にした結果生じた損害やトラブルについて、当社は責任を負いかねます。また、法的安心の視点でのアドバイスは正式な法律相談ではありません。具体的な法的問題は、専門の弁護士にご相談ください。

有識者の見解 (2件)

  • 有識者

    宮谷 穣士 先生

    個別学習のセルモ町田鶴川教室

    こんにちは!

    個別学習のセルモ町田の宮谷です。

    最近は国が定める学習指導要領のボリュームがとても多く、中学生以上だと最低90分の授業を実施していかないと、学校進度に追いつくのは難しいです。

    ここに指導方法、登校回数、科目数、生徒さんの理解・定着するスピードや、生徒さんの板書の速さ等も関係してきますが、当塾の場合だと90分週3回登校で学習に後れが無い生徒さんの数学と英語を学校進度より先取りさせ、仕上げのためのワークトレーニングなども出来るかなといった感じです。

    逆に言うと、50分や60分授業で週3回登校で英数受講だと、単元の解説を聞いて問題は少しだけで終わりで理解の定着は難しいでしょう。

    なお90分授業と言っても90分ぶっ通しで勉強出来る生徒さんもいれば、難しい場合はお茶休憩やトイレ休憩などに行ってもらいリフレッシュさせます。ちなみに中学生で90分授業は厳しいというお声はほぼ聞いたことがなく、どの生徒さんも概ね問題なくやりこなしてくれます。

    当社のようにICTと社員講師の指導を組み合わせている場合、生徒さんはとても時間を短く感じられるようで、ほとんどの生徒さんが時間的に長いと指摘を受けたことは無いですね。

  • 有識者

    大石 基 先生

    名張さかえ進学教室

    集中持続時間は個人差がありますが、私の経験上中1でしたら90分くらいはだいたい集中して取り組んでおられます。ただし、そんなに長く集中できない生徒さんもおられますので、そういう場合はトイレに行ったり飲み物を飲んだり、すこし雑談を交えてから再スタートするような感じです。
    一斉授業だとその辺のさじ加減は難しいので、体験授業を受けて集中できるかどうか本人に判断してもらうことになるでしょう。
    ちなみに私の塾では2時間でも3時間でも集中して取り組んでおられる生徒さんもいます。どうしてこの子たちはこんなに集中できるんだろうと感心しています。一般的に人の集中力は限られていて、休憩時間を適当に挟むのが良いとされていますが、そうでもない生徒さんがおられます。自分の好きなことをやっていると、時間が経つのを忘れるのと同じようなことでしょうか。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

有識者 の紹介

一覧

渡邉 靖子先生

テラコヤイッキュー

親と子どもの自走式学習【テラコヤイッキュー】のわたなべです! オンラインで全国の子どもたちに 「自分で考え選ぶ・自走式学習」を 全国のお母さんたちに 「子どもの自走を実現する関わり方」を 学べる講座を提供しています。 子どもへの関わり方、マインドの悩みをぜひ聞かせてください♡
投稿数3

山本 涼太郎先生

個別教育クラーク

シドニー生活7年を通じ、教育の違いに衝撃を受ける。帰国後、「子どもたちの自己肯定感を高め、笑顔にしたい」と、大手塾勤務を経て、2010年「個別教育クラーク」を創設。2013年「教育先進県ナガサキ」をプレゼン大会で発表。2024年「タイパ最強!AI時代の5日間完成 面接必勝メソッド」上梓。3兄弟の父。
投稿数39

内田 悠斗先生

東大毎日塾

「受験のプロが毎日指導」がコンセプトのオンライン個別指導塾「東大毎日塾」の代表。 オーダーメイドの計画指導と毎日の徹底した学習管理で、難関大学への逆転合格を多数実現。 教育専門家として、大手学習メディアを多数監修。 本サイトでは、累計1000人以上の指導経験を元にアドバイスいたします。
投稿数4

大石 基先生

名張さかえ進学教室

進学塾・個別指導塾・中学・高校などで30年以上の指導経験があります。 合格実績としては、難関私国立中学、私立高校・公立高校、国立大学・私立大学など多数あります。 コミュニケーションを通じて、一人一人に合った学習方針や進学指導を行っています。 また、オンラインで24時間質問受付をしています。
投稿数37
目次