定期テストの結果が悪ければすぐに塾を変えた方がいいですか?
中学2年の娘がいます。塾に通い始めて3か月後に初めての定期テストを受けました。しかし、結果は思ったほど伸びず、むしろ以前より下がってしまいました。当時、塾では「基礎固めの時期」と説明を受けましたが、娘自身も少しショックを受け、親としても不安が募りました。このまま続けても効果が出るのか、それとも他の塾に変えた方が良いのか悩んでいる間に数ヶ月過ぎました。一度で判断するのは早い気もしますが、次のテスト結果を待っている間に時間を無駄にしてしまうのではないかとも思います。どのタイミングで判断すべきか、また、何を基準に考えれば良いのか、教えていただきたいです。
教育のプロの視点からアドバイス
「基礎固めの時期」という塾の説明は的を射ている可能性があります。特に新しい学習法に慣れるには時間が必要です。判断基準としては、定期テストだけでなく、娘さんが家庭学習の習慣や理解度に変化があるかを観察しましょう。また、塾に具体的な学習プランと中期的な目標を確認し、今後の見通しを明確にすることが重要です。それでも不安が残る場合は、次回のテストを待たずにセカンドオピニオンとして他塾の体験授業を試してみても良いでしょう。
保護者の視点からアドバイス
娘さんのショックに寄り添うことがまず大切です。「どうして結果が出なかったのか」を一緒に振り返り、塾の指導法や本人の取り組み方を見直すきっかけにしましょう。また、短期間で結果を求めすぎると本質的な学力向上を見落とすことがあります。次回のテストまでの間、塾の先生とのコミュニケーションを密にし、娘さんのモチベーションを保つ工夫をすることをお勧めします。焦らず、一歩ずつ前進することが大切です。
法的安心の視点からアドバイス
塾を選び直す際には、契約内容や解約条件を確認することが不可欠です。塾の学習方針や契約期間を見直し、娘さんが本当に納得できる環境かどうか判断しましょう。特に、他の塾を検討する場合は転塾の際の費用負担や契約上のリスクについて把握しておく必要があります。また、塾側の対応に疑問がある場合は、保護者の正当な意見を伝える手段を用意し、安心して選択肢を検討できる状況を整えましょう。
本サービスで提供されるアドバイスや見解は、あくまで個人の意見です。これを参考にした結果生じた損害やトラブルについて、当社は責任を負いかねます。また、法的安心の視点でのアドバイスは正式な法律相談ではありません。具体的な法的問題は、専門の弁護士にご相談ください。
有識者の見解 (1件)
大石 基 先生
名張さかえ進学教室
一般的に塾に通い始めて最初の定期テストで結果を出すことは難しいです。二回目のテストで成績が上がるのが普通です。ですから、テストの点数だけでいますぐ塾を替わることはおすすめできません。
ただ「基礎固めの時期」と言う言葉が気になります。基礎固めだけやっていては定期テストの点数は上がりません。基礎固めと同時に定期テスト対策もやるべきだと考えます。そのあたりを塾がどのように考えているのかきちんと話し合いをした方がよさそうです。