小学生が塾通いを始めるベストなタイミングはいつですか?
現在小学5年生の娘がいますが、そろそろ塾に通わせるべきか悩んでいます。中学受験をする予定はなく、高校受験に備えて基礎学力をしっかり身につけさせたいと考えています。ただ、早く始めすぎて本人が飽きてしまうのも心配です。塾通いを始めるのに適した時期や、具体的な準備方法について教えてください。
教育のプロの視点からアドバイス
高校受験を見据える場合、小学5年生の時点で基礎学力を固めるのは良い選択です。特に算数や国語などの基礎教科は、中学校の内容に直結する部分が多く、小学5・6年生の間にしっかりと土台を築くことで、スムーズに中学校の学習へ移行できます。ただし、通塾の開始が早すぎると学習へのモチベーションが下がる可能性もあるため、週1回程度の負担の少ないコースから始めるのがおすすめです。塾選びの際は、体験授業に参加し、お子さんが楽しめるかどうかを確認してください。
保護者の視点からアドバイス
「子どもの意思」が一番大切だと思います。我が家では、小学6年生の春から通塾を始めましたが、学習習慣が身についていなかったため、最初は苦労しました。その後、学校の勉強を補完する形で、無理のないペースで塾に通わせた結果、子ども自身が少しずつ自信を持つようになりました。焦らずに、まずはお子さんと話し合い、負担にならない形で学びを始めてみてください。
法的安心の視点からアドバイス
塾の契約内容は、事前にしっかりと確認することが大切です。特に、途中退会や休会が可能なプランを選ぶと、お子さんに合わなかった場合でもリスクを減らせます。また、自治体によっては教育費を補助する制度がある場合もありますので、お住まいの地域で活用できる制度を調べてみてください。塾との契約書にある「途中解約規定」や「返金ルール」も確認し、安心して通わせられる環境を整えることをおすすめします。
本サービスで提供されるアドバイスや見解は、あくまで個人の意見です。これを参考にした結果生じた損害やトラブルについて、当社は責任を負いかねます。また、法的安心の視点でのアドバイスは正式な法律相談ではありません。具体的な法的問題は、専門の弁護士にご相談ください。
有識者の見解 (1件)
沖津 亮佑 先生
個別進学塾セルフクリエイト水戸校
小学生から高校受験を見据えた通塾、素晴らしい準備ですね!
学校の授業を十分理解しているかどうかで大きく変わります。学校の授業の進みが速いと感じていなかったり、難しいと感じていないのであれば、「お子様が塾に行きたいと言ったタイミング」が理想的かと思います。
ただ、学校の授業についていくのが難しく、塾のサポートが明らかに必要であれば、「通塾を検討し始めた今がベストなタイミング」です。
まずは、「学校の授業で困っていることとか、ついていない授業とかある?」とお子様に定期的に聞き、塾のタイミングが今なのか、そうでないのかを確認することをお勧めします。
また、塾に通うとなったら、お子様が無理なく通える範囲でお子様と一緒に比較検討をすることが良いかと思います。
また、その塾さんにも、「高校受験を見据えて、基礎学力をつけたい」と、通塾の目的をしっかり伝えましょう。