ゴールデンウィーク中は毎日何時間ほど勉強させればいいですか?

有識者から2件の見解が投稿されています!

ゴールデンウィーク中は毎日何時間ほど勉強させればいいですか?

うちの子は今年中学3年生の受験生ですが、通っている塾はゴールデンウィーク中はお休みになります。5月中旬には中間テストも控えているため、何もしないのはさすがに不安です。ただ、どれくらい勉強させるべきか判断がつかず悩んでいます。周りのママたちからは「最低でも1日4時間はやってるみたいよ」と聞いて焦る一方で、うちの子は「やらなきゃとは思うけど、何時間やればいいのか分からない」とプレッシャーを感じている様子です。一般的に中学3年生のゴールデンウィークは、どのような勉強計画で過ごしているのでしょうか?

教育のプロ教育のプロの視点からアドバイス

ゴールデンウィークは習慣を崩さないことが重要です。1日4時間が理想と言われますが、時間よりも「毎日続ける」ことを重視しましょう。午前中に2時間、午後に1〜2時間の計画を立てると集中が保てます。内容は暗記中心でなく、学校のワークや模試の復習に時間を割くと効果的です。

保護者視点保護者の視点からアドバイス

「何時間やればいい?」より「いつ・何をやる?」のスケジュール作りを親子で一緒に考えるのがおすすめです。他の子と比べすぎず、朝ごはん後に1時間、昼食後に1.5時間、夕方にもう1時間など、生活リズムに合わせた無理のない習慣を大切に。プレッシャーより安心感を与える声かけを意識してください。

法的な安心法的安心の視点からアドバイス

本サービスで提供されるアドバイスや見解は、あくまで個人の意見です。これを参考にした結果生じた損害やトラブルについて、当社は責任を負いかねます。また、法的安心の視点でのアドバイスは正式な法律相談ではありません。具体的な法的問題は、専門の弁護士にご相談ください。

有識者の見解 (2件)

  • 有識者

    山本 力大 先生

    オンライン個別指導塾Cheers!

    とてもリアルなお悩みですね。受験生としての意識が高まる中学3年のゴールデンウィーク、塾が休みだと「何をどれくらいやらせればいいのか…」と戸惑う保護者の方は本当に多いです。

    まず結論からお伝えすると、

    「1日○時間」よりも「何をやるか」の中身が大切です。

    周囲の「1日4時間やってるらしい」という話、たしかに気になりますよね。でも、ただ時間だけを目標にしても、集中力が切れたままダラダラ続ける勉強では効果は薄いですし、お子さんにとってはストレスが増すばかりです。

    【一般的なGWの中3生の勉強目安】

    以下はあくまで「一般的な目安」です。

    1日3〜5時間(ただし、細かく区切ってOK)
    午前:1〜2時間(国・英など思考系)
    午後:1.5〜2時間(理・社や暗記系)
    夜:1時間(自習or軽めの復習)

    でも、「1日5時間やること」が目的になってしまうと、苦しくなるだけです。

    【おすすめの過ごし方】

    1. ゴールデンウィークは「復習週間」にする

    中間テスト前でもあり、受験生としてもリスタートの時期。
    塾がない分、「1・2年の復習(特に英数)」+「中間対策(理社)」がおすすめ。

    2. ざっくりした日割り計画を一緒に立てる

    「5月3日は数学の1年分の復習」など、1日1テーマでOK。
    「今日は理科、明日は社会」くらいのゆるいテーマ設定が安心です。

    3. 勉強時間を細かく分ける(25分×3回+休憩)

    たとえば「午前にポモドーロ3セット(25分勉強+5分休憩)」とすれば、集中力も持ちますし「4時間って言われたけど、無理…」という気持ちになりにくいです。

    4. 「できたことリスト」を作る

    終わった勉強は付箋に書いて壁に貼る、チェックリストにするなど、「達成感」が見える工夫をすると、自己効力感が高まりやすくなります。

    【声かけのコツ】

    「何時間やったの?」ではなく、

    「今日なにやる予定?」
    「昨日の理科、覚えたところ聞いていい?」

    と、中身を一緒に確認するようなコミュニケーション**に変えると、プレッシャーが減ります。

    【最後に】

    ゴールデンウィークは、がっつりやる子もいれば、ペースを整えるための助走期間として活用する子もいます。

    大事なのは、「自分に合った勉強スタイルと計画に気づくこと」です。受験生らしい自覚は、時間よりも自分で考えて動ける経験から生まれます。

    「一緒に作戦立てようか!」というスタンスで、軽くサポートしてあげてくださいね。焦らず、でも止まらず、です!

  • 有識者

    大石 基 先生

    名張さかえ進学教室

    私の塾ではゴールデンウィークも基本的に通常通りですので、あまり気にしていませんが、中学校ではゴールデンウィーク用の宿題を出していることが多いですね。まずは、学校から出されているそれらの課題をしっかりとこなすことが大切だと思います。後半になって慌てて取り組むのではなく、初めのうちから計画的にやっていくといいでしょう。
    計画は、時間で計るよりも一日何ページと言った具合に量で考えるといいと思われます。宿題の総ページ数を日にちで割って一日どれくらいと決めるといいのです。ただ、部活の試合があったり、家族旅行をしたりすることもありますので、その分の日数を引いておくといいのではないでしょうか。
    また、ゴールデンウィークがお休みの塾では、その期間にやるべき特別な宿題を出すところも多いですね。これらも、学校の宿題と同様に計画的にこなしていくことが大切です。
    これらの宿題は、中3の場合中1・中2の復習である場合があるので、わからないところをなくしていく目的でやっていくといいでしょう。
    学校からも塾からも宿題が出ていない場合は、中1・中2の復習内容の薄めの問題集を買って来てやるといいでしょう。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

有識者 の紹介

一覧

西尾 信章先生

セルモ日進西小学校前教室

当塾では、「放牧メソッド」を採用し、生徒が自ら学ぶ力を育成しています。 また、方眼ノートを活用した思考法を導入し、考える力をサポートしています。 このアプローチにより、生徒たちは「やらされる勉強」ではなく、「みずから学ぶ」姿勢を身につけています。
投稿数75

中村 友先生

高2までの英語塾OUTCOME

慶應義塾大学経済学部卒。ユニクロの店長、ITベンチャーを経て塾業界に。人の成長をサポートするのがとにかく好きで得意。マイルドな指導で、生徒やスタッフからの信頼も厚い。
投稿数14

田谷 智紀先生

s-Liveきょうと山科校

個別指導塾業界で28年の経験があり、「直接」指導した生徒は1000人以上、指導時間は2万時間を超えます。ミスマッチの進路指導に力を入れ、保護者の信頼も厚い。「勉強だけでなく、勉強のやり方も教える」ことで、家でも学校でも生徒が「自律」して学べる力を育てることを目指しています。
投稿数12

名川 祐人先生

Studyコーデ

慶應大学経済学部卒業後、キーエンスの営業職を経て大学受験業界へ。オンラインを中心に全国の受験生を指導しつつ、総合型選抜の塾比較サイト(総合型選抜塾比較コンシェルジュ https://sogogata-concierge.com/ )も運営。受験生への情報提供を行う。MENSA会員資格なども持つ。
投稿数24
目次