「塾なしで頑張る」と言ったのに全く勉強しません。どうしたらいいですか?

有識者から3件の見解が投稿されています!

「塾なしで頑張る」と言ったのに全く勉強しません。どうしたらいいですか?

中2の息子は、「塾は合わないからやめる」「問題集を買って自分でやる」と言い、自主学習に切り替えることを決めました。私も本人の意志を尊重しようと応援しましたが、実際にはスマホやゲームばかりで、ほとんど勉強していません。最初は「計画を立ててやる」と言っていたのに、気づけば時間ばかりが過ぎ、テスト前になって焦る始末です。ただ、プライドがあるのか「また塾に通いたい」とは言いません。親として家で学習習慣をつけさせる方法を一緒に探るべきなのでしょうか?私としては塾に任せたい気持ちがあります。ただ、一度辞めた塾に戻るのは難しそうなので、別の塾を無理やり勧めてもいいものでしょうか?

教育のプロ教育のプロの視点からアドバイス

お子さんの「塾は合わない」という言葉の背景には、授業のペースや環境の違和感があったのかもしれません。しかし、自主学習は強い自己管理能力が必要で、中学生にはハードルが高いものです。まずは、短期間でも学習記録をつけさせ、どの程度勉強できているのかを可視化しましょう。次に、第三者の関与を増やすことが有効です。家庭教師やオンライン塾などの選択肢を示し、管理してもらう学習を少しずつ取り入れると、学習習慣の再構築につながります。

保護者視点保護者の視点からアドバイス

親としてできることは、「勉強しなさい」と言うことではなく、環境を整えてあげることです。例えば、スマホの使用時間を制限する、リビングで一緒に勉強する時間を作るなど、日常の中で自然に学習に向かう仕組みを取り入れてみてください。また、塾に戻りたくない気持ちを尊重しつつ、「このままで大丈夫?」と問いかけ、お子さん自身が自分の現状を認識する機会を作るのも重要です。選択肢として、塾以外の学習サポートを提案し、柔軟に対応していきましょう。

法的な安心法的安心の視点からアドバイス

本サービスで提供されるアドバイスや見解は、あくまで個人の意見です。これを参考にした結果生じた損害やトラブルについて、当社は責任を負いかねます。また、法的安心の視点でのアドバイスは正式な法律相談ではありません。具体的な法的問題は、専門の弁護士にご相談ください。

有識者の見解 (3件)

  • 有識者

    山本 力大 先生

    オンライン個別指導塾Cheers!

    中学2年生はまだ自己管理の力が十分に育っていない時期です。
     
    自主学習に切り替えると言っても、スマホやゲームの誘惑に負けてしまうのは、決して珍しいことです。
     
    まずは、息子さんと率直に話し合い、「どうして自分でやろうと思ったのか」や「実際にどんな方法で勉強したいのか」を聞いてみることが大切です。
     
    一方で、塾に通っているとプロの指導と一定のスケジュールがあるため、学習習慣が身につきやすいというメリットもあります。
     
    親としては、今一度家庭での学習環境を整える工夫を試みるか、あるいは、塾の方がサポート体制がしっかりしていると感じるのであれば、別の塾を提案することも選択肢の一つです。
     
    ただ、無理に塾に戻すと、息子さんの自尊心や自主性を傷つける恐れもありますので、まずは自宅での学習の改善策(たとえば、具体的な短い目標設定や、決まった時間に学習する習慣作りなど)を一緒に考えるのが良いでしょう。
     
    もしそれでも効果が見えない場合、信頼できる別の塾の体験授業を受けてもらうなど、選択肢を広げることも検討してください。
     
    最終的には、息子さん自身が「ここなら続けられる」と感じる環境を見つけることが、学力向上につながるはずです。

  • 有識者

    西尾 信章 先生

    セルモ日進西小学校前教室

    お子さんの自主性を尊重し、見守ってこられたのは素晴らしい判断でしたね。自分でやると決めた以上、息子さんも「やっぱり塾に行きたい」とは言い出しにくくなっているのかもしれません。ただ、現状を見ると、計画通りに進めるのが難しくなっているようですので、そろそろサポートの仕方を変えてみるタイミングかもしれませんね。

    まずは、「今の勉強で困っていることはない?」と、息子さん自身の気持ちを聞いてみることが大切です。いきなり「塾に行った方がいい」と提案するよりも、「何か私に手伝えることはある?」と聞くことで、お子さんも素直に本音を話しやすくなります。もし「特にない」と言われたとしても、「何かあったらいつでも相談してね」と伝えておけば、気持ちが変わったときに言い出しやすくなるでしょう。

    また、「他の塾を試しに見学してみる?」と軽く提案するのも一つの方法です。無理に勧めるのではなく、「選択肢の一つとして考えてみては?」というスタンスで話すと、お子さんもプレッシャーを感じにくいでしょう。いずれにしても、息子さん自身が「やる気になれる環境」を一緒に探していくことが大切ですね。

  • 有識者

    沖津 亮佑 先生

    個別進学塾セルフクリエイト水戸校

    お子様の意思を尊重されることは、とても勇気のいる決断だったと思います。
    ただ、現状として自主学習がうまくできていないのであれば、塾に任せる方向で話を進めることをおすすめします。

    お子様には、「いつまでに、どのくらいの結果が出なかったら塾に通う」という約束をしておくと良いでしょう。
    例えば、次のように伝えてみてください。
    「あなたが塾に通わず頑張ろうとしている気持ちは伝わるよ。でも、今は気持ちと行動がうまくかみ合っていないように見えるんだ。だから、次のテストで500点中350点に届かなかったら、塾を再開しようと思うんだけど、どうかな?」
    このように具体的な目標を設定することで、お子様も納得しやすくなります。

    塾に通うことになった場合、どのような塾であれば続けられそうかをお子様と一緒に考えてみましょう。
    その際、次のような点を確認してみると良いでしょう。
    ・以前の塾は、何が合わなかったのか?
    ・どのような環境であれば、辞めずに続けられそうか?
    これらの意見をもとに、お子様に合った塾を1から探し直していくことが大切です。

    ご参考になれば幸いです。

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内田 悠斗先生

東大毎日塾

「受験のプロが毎日指導」がコンセプトのオンライン個別指導塾「東大毎日塾」の代表。 オーダーメイドの計画指導と毎日の徹底した学習管理で、難関大学への逆転合格を多数実現。 教育専門家として、大手学習メディアを多数監修。 本サイトでは、累計1000人以上の指導経験を元にアドバイスいたします。
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1975年大阪市出身・関西大学法学部卒 1998年ビジネスオーナーとして独立 2007年大阪NSC30期生としてワッハ上方お笑いコンクール銀賞 2012年夏 4歳の娘と二人で世界一周の旅へ 現在はオンライン学習塾Cheers!の塾長として、全国の子供達と日々切磋琢磨している
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慶應義塾大学経済学部卒。ユニクロの店長、ITベンチャーを経て塾業界に。人の成長をサポートするのがとにかく好きで得意。マイルドな指導で、生徒やスタッフからの信頼も厚い。
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