志望校は何月までに決めたらいいのか教えてください
私はこの春から高校3年生になるのですが、志望校をいつまでに決めたらいいのかすごく悩んでいます。先生や親からは「早い方がいい」と言われるのですが、どのくらい早ければいいのか正直よくわかりません。模試の結果を見ながら決めるのが普通らしいのですが、3年生の何月くらいまでに決めるのがベストなのか教えてほしいです。それと志望校を決めた後にどんな勉強をすればいいのかも気になります。急いで適当に決めてしまうのはダメだと思いますが、逆に遅くなりすぎて準備が間に合わないのは困ります。どうすれば効率よく志望校を決めて、その後の勉強計画も効率よくなるのか教えてください。
教育のプロの視点からアドバイス
志望校を決める時期は、高校3年生の6月末までを目安にすると良いでしょう。この時期には模試の結果がある程度出揃い、自分の学力と志望校のレベルを比較しやすくなります。まずは「仮の志望校」を設定しておき、模試や進路指導で適宜調整するのが理想的です。志望校が決まったらその大学の入試形式や過去問を分析し、それに合わせた勉強を始めましょう。特に夏休みは勉強時間を確保しやすいので、志望校の出題傾向に特化した学習計画を立てることが重要です。早めに志望校を決めることで、焦らず計画的に準備が進められますよ。
保護者の視点からアドバイス
志望校選びで悩む気持ちは、親としてもとても理解できます。もし自分の子どもが同じ状況だったら、「決める時期に正解はないけれど、夏休み前までにある程度方向性を決めておくと安心だよ」と伝えると思います。実際、夏は勉強時間をしっかり取れる時期なので、志望校が決まっていると具体的な目標に向かって集中して取り組みやすいです。オープンキャンパスに参加すれば、教室や施設の雰囲気を直接感じることができて選びやすくなります。何より大切なのは、自分が「ここに行きたい」と思える学校を見つけること。焦る気持ちもあるかもしれませんが、しっかり情報を集めて自分のペースで考えてくださいね。
法的安心の視点からアドバイス
志望校を決める際は、まず募集要項や入試要項を公式サイトやパンフレットでしっかり確認することが大切です。特に、推薦入試やAO入試を考えている場合は、大学ごとに出願締め切りや条件が異なるため、早めに情報を収集し、誤解のないように準備しましょう。また、願書の提出時や入試料の支払いなど、お金に関わる手続きは慎重に行い、領収書や書類を必ず保管しておいてください。不明点があれば学校の進路指導や塾の講師だけでなく、各大学の入試課に直接問い合わせるのもおすすめです。公式な情報を基に動けば志望校選びや受験準備において安心感を得られます。
本サービスで提供されるアドバイスや見解は、あくまで個人の意見です。これを参考にした結果生じた損害やトラブルについて、当社は責任を負いかねます。また、法的安心の視点でのアドバイスは正式な法律相談ではありません。具体的な法的問題は、専門の弁護士にご相談ください。
有識者の見解 (1件)
西尾 信章 先生
セルモ日進西小学校前教室
志望校を決める時期について悩むお気持ち、よくわかります。特に高校3年生になると周りからのプレッシャーも増えて、焦りが出てくることもありますよね。しかし、志望校を決める上で最も大切なことは、「なぜ大学に進学したいのか」「その大学で何を学びたいのか」というあなた自身の目的をしっかり考えることです。そこが明確でないと、せっかく大学に進学しても後悔することになりかねません。
志望校を決める時期として、夏休み前、遅くとも夏休み中までには大枠を決めておくことをおすすめします。夏休みはオープンキャンパスが多く開催される時期です。実際に大学を訪れて雰囲気を感じたり、先生や在学生から話を聞いたりすることで、「ここで学びたい!」と思える大学に出会えるかもしれません。そして、模試の判定を参考にしながら現実的な選択肢を絞りつつ、第一志望校を明確にしていきましょう。
志望校が決まったら、その大学の入試傾向に合わせた勉強計画を立てることが大切です。例えば、国公立大学なら共通テスト対策を中心に、二次試験での記述力を鍛える必要があります。一方、私立大学であれば、過去問演習を通じて出題パターンを徹底的に研究することが重要です。まずは「自分が本当に何を学びたいのか」を明確にして、その軸をもとに行動していきましょう。焦る必要はありませんが、夏までには自分なりの方向性を固めて、効率的に受験勉強を進めていきましょう!