第一志望校への通学時間が1時間半もかかるのですが大丈夫でしょうか

有識者から2件の見解が投稿されています!

第一志望校への通学時間が1時間半もかかるのですが大丈夫でしょうか

小学6年生の息子が中学受験で第一志望としている私立中学があります。オープンキャンパスで校風や施設をとても気に入り、本人も「絶対にここに行きたい!」と強い意志を見せています。ただ、その学校まで電車とバスを乗り継いで片道1時間半かかるのが心配です。塾の先生は「大丈夫な生徒もいるので心配しすぎなくても」と言ってくれますが、実際に中学1年生がこの通学時間を毎日こなせるか不安です。子どもの希望を尊重したい一方で、体力や生活リズムへの影響も気になっています。

教育のプロ教育のプロの視点からアドバイス

片道1時間半の通学時間をどう活用するかが鍵となります。例えば朝はリスニング教材や暗記カードを活用し、帰りはリラックスするために好きな音楽や軽い読書の時間にするなど、メリハリをつけた過ごし方を提案します。また、通学が長い生徒を対象とした学校のサポート体制(始業前の朝学習や放課後の休憩スペースの利用など)を確認することも重要です。通学が単なる移動時間ではなく学びの延長となるよう工夫をしてみてください。

保護者視点保護者の視点からアドバイス

親としては通学時間が長いことでの体力や生活リズムへの影響が心配ですね。しかし、長い通学時間をポジティブに捉えることもできます。例えば、電車やバスの乗り継ぎは社会性や時間管理能力を自然に育む機会となります。通学路の安全性を確認し、通学中のトラブルに備えて連絡手段を確保しておくことも大切です。また、子どもが疲れていると感じたときには、週末にしっかりと休養を取らせることで心身のバランスを整えるサポートをしてあげましょう。親子で通学ルートを試しながら具体的なイメージを共有すると良いですね。

法的な安心法的安心の視点からアドバイス

本サービスで提供されるアドバイスや見解は、あくまで個人の意見です。これを参考にした結果生じた損害やトラブルについて、当社は責任を負いかねます。また、法的安心の視点でのアドバイスは正式な法律相談ではありません。具体的な法的問題は、専門の弁護士にご相談ください。

有識者の見解 (2件)

  • 有識者

    山本 力大 先生

    オンライン個別指導塾Cheers!

    こんにちは!

    中学受験を控える6年生の息子さんの「ここに行きたい!」という気持ち、とてもまっすぐで素敵ですね。

    まず、一般的には「1時間半くらいなら頑張ってる子もいるし、大丈夫ですよ」なんて言われがちです。確かに、それで問題なく通っている子が存在するのも事実です。でも、それが「あなたのお子さんにとって本当に大丈夫なのか?」とはまた別の話です。

    というのも、通学ってただの移動時間じゃないんですよね。毎日のことなので、体力的な負担はもちろん、睡眠時間、朝の起床時間、帰宅後の過ごし方、すべてに影響してきます。特に中1の最初の1年間は、生活リズムがガラッと変わる時期でもあります。ここで無理をすると、ちょっとした風邪が長引いたり、学校生活そのものが楽しめなくなったりもするんです。

    たとえば、朝6時に起きて家を出て、8時前に学校に到着。そして帰宅が18時過ぎ。そこから宿題に塾にご飯にお風呂に…。そう考えると、なかなかのハードスケジュールですよね。睡眠時間を削らないと間に合わない日が出てきてもおかしくありません。

    とはいえ、本人の「絶対に行きたい!」という気持ち、これはすごく貴重です。こういう意志の強さは、受験勉強の大きな原動力になりますし、入学後もモチベーションとして機能します。

    じゃあどうしたらいいかというと、僕としては「今のうちにその生活を試してみる」のがおすすめです。実際にその学校まで通学してみて、朝の起床時間、電車の混み具合、帰宅後の疲労感などをシミュレーションするんです。2〜3日でもやってみると、かなりリアルな感覚が得られます。何より「寝不足にならずにこなせるか?」はここで確認しておきたいところです。

    というわけで、睡眠時間が削られずに毎日無理なく通える見込みがあるなら、その希望を応援してあげるのも一つの選択肢です。でももし、日々の生活に無理が出そうなら、本人ともじっくり話してみてほしいです。大事なのは「今」よりも「その後の6年間」ですから。

    応援しています!何かあればいつでも聞いてくださいね。

  • 有識者

    宮谷 穣士 先生

    個別学習のセルモ町田鶴川教室

    こんにちは!

    個別学習のセルモ町田の宮谷です。

    実は私も片道1時間半の私立中学校に通っていました。私の経験談で申し訳ないですが、往復3時間の通学は正直大変でした。

    天気が悪い日は、雨に濡れた状態で長時間電車に乗ったり、混雑している中、毎日通学するのは体力的・精神的にも大変だった思いがあります。

    家に忘れものをしたり、逆に学校に忘れものをすると、その日一日はブルーでしたね(笑)

    親の目線で言うと、通学経路でトラブルがあった際は迎えに行くのが大変です。私の時はそういったことはありませんでしたが、最近は大雨や落雷で電車を止めるケースも多いので、そういった時に生徒さんを誰が迎えに行くのか、そういった事も考えないといけません。

    一方で読書をたくさん出来たり、メリットもありました。

    メリットとデメリットを天秤に掛けると、デメリットのほうが多いというのが私の実感です。

    この通学のメリット・デメリットに、その学校のメリット・デメリットを加算した時に、どういう判断になるかということだと思います。一度文章で書き出し、親子で比較検討してみるのも良いかと思います。

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山本 力大先生

オンライン個別指導塾Cheers!

1975年大阪市出身・関西大学法学部卒 1998年ビジネスオーナーとして独立 2007年大阪NSC30期生としてワッハ上方お笑いコンクール銀賞 2012年夏 4歳の娘と二人で世界一周の旅へ 現在はオンライン学習塾Cheers!の塾長として、全国の子供達と日々切磋琢磨している
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齋藤 芳志美先生

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東証一部上場企業で学んだ経験・知識を生かし、15年前に地元野田市で開業しました。 『地域で一番!生徒と保護者の事を考える学習塾を目指しています!』 をコンセプトととし、保護者様と生徒を第一に考える塾を目標にしています。 中学生の娘の父で、生徒・保護者様に「お母さんみたい・・・」と言われてます・・・
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「受験のプロが毎日指導」がコンセプトのオンライン個別指導塾「東大毎日塾」の代表。 オーダーメイドの計画指導と毎日の徹底した学習管理で、難関大学への逆転合格を多数実現。 教育専門家として、大手学習メディアを多数監修。 本サイトでは、累計1000人以上の指導経験を元にアドバイスいたします。
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沖津 亮佑先生

個別進学塾セルフクリエイト水戸校

「毎年70%以上が第一志望に合格する大学受験専門塾」を運営しています。 コーチング指導を活用し、生徒さんの本当にやりたい事の発見、その実現をサポートしています。 大学受験生でなくても、当塾の公式LINEから受験や勉強のご相談が可能です。公式ホームページよりご覧ください。
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