他の保護者に子どもの志望校をしつこく聞かれるときの対応を教えてください

有識者から2件の見解が投稿されています!

他の保護者に子どもの志望校をしつこく聞かれるときの対応を教えてください

中学受験を控えた小学6年生の母親です。最近、学校や塾で顔を合わせる保護者から「どこの学校を受験するの?」と頻繁に聞かれるようになり、正直困っています。特に親しいわけでもない方からしつこく質問されると、どう答えたらいいのか分からず気まずい雰囲気になってしまいます。受験校の情報をあまり周りに知られたくないのですが、無下にするのも気が引けます。角が立たず、適切に答える方法を教えてください。

教育のプロ教育のプロの視点からアドバイス

受験校の情報を守ることは戦略的にも重要です。しつこく聞かれる場合は、「まだ家庭で相談中です」「塾のアドバイスを聞いている段階です」といった曖昧な表現で濁すのが無難です。相手が納得しない場合でも、丁寧に同じ回答を繰り返すことで一貫した態度を示せます。また、塾は他の保護者とのトラブルを防ぐための相談もできるはずなので、心配であればスタッフに相談してみてください。

保護者視点保護者の視点からアドバイス

私も同じ経験があります。最初は誤魔化そうとしていましたが、それだとしつこく聞かれやすいです。そこで、「まだ色々と模索中なので、少し落ち着いてからお話ししますね」と言うようにしました。この方法だと相手も深追いしづらくなります。何度も聞かれる場合には、「受験校はプライベートなことなので」と少し強めに伝えるのも一つの方法です。大事なのは自分のペースを守ることだと思います。

法的な安心法的安心の視点からアドバイス

本サービスで提供されるアドバイスや見解は、あくまで個人の意見です。これを参考にした結果生じた損害やトラブルについて、当社は責任を負いかねます。また、法的安心の視点でのアドバイスは正式な法律相談ではありません。具体的な法的問題は、専門の弁護士にご相談ください。

有識者の見解 (2件)

  • 有識者

    山本 力大 先生

    オンライン個別指導塾Cheers!

    こんにちは!
    今日は「受験校をしつこく聞かれたとき、どう返せば穏やかに乗り切れるか」についてお話ししますね。

    まず、よくある一般論として「正直に全部話した方が後でラク」と言われたりします。たしかに隠し事がない方が気楽に見えます。でも中学受験では、情報が思わぬ形で広がって比較やウワサの種になることも珍しくありません。つまり“全開示=安心”とは限らないんです。

    とはいえ、相手を無視するのも角が立ちますよね。「あそこのお母さんは冷たい」とレッテルを貼られるのも避けたいところ。そこで鍵になるのが、相手の好奇心だけを軽く受け止めて、本題はさらりとかわす“クッション言葉”です。

    たとえばこんな流れです。
    最初に少し共感を添えます。
    「うちもまだ迷っているんですよ、どこも魅力的で大変ですね」
    ここで「同じ立場ですよ」という空気を出しておくと、相手の質問熱が少し下がります。

    次に話題をぼかします。
    「今は本人の得意科目を伸ばす方向で先生と相談中なんです」
    具体的な校名を言わずに“方針だけ”を示すと、会話の体は保ちつつ核心は伏せられます。

    まだ突っ込まれたら、視点を変えます。
    「〇〇さんのお子さんはどんな学校を考えていらっしゃいますか?」
    質問を返すと、相手は自分の話にシフトしやすくなります。これで深追いされる確率がぐっと下がります。

    それでも「いや、学校名を教えて」と迫られたら、やんわりと線を引きましょう。
    「すみません、まだ家族で相談中なので決まったらご報告しますね」
    “まだ”と“家族で”を入れると、決定権が子どもと家族にあることを示せるので、相手も踏み込みづらくなります。

    というわけで、ポイントは
    一 共感で空気を和らげる
    二 方針を語って校名は伏せる
    三 話題を相手側に振る
    四 最終的には家族会議を理由に保留
    この流れを覚えておくと、ほとんどの場面で穏便に済みます。

    比べっこムードに巻き込まれそうになったら「よそはよそ、うちはうち、わが子はわが子」と心の中でつぶやいてみてください。言葉に出さずとも気持ちが落ち着きます。

    というわけで、無理なく上手にかわしつつ、受験に専念できる環境を整えていきましょう。応援しています!

  • 有識者

    沖津 亮佑 先生

    個別進学塾セルフクリエイト水戸校

    受験校について頻繁に聞かれると、困ってしまいますよね。
    気まずい雰囲気にならずに対応する方法を、2つご提案させていただきます。
    ①「言わない約束」をしていると言い切る
    まず、お子様と次のような約束をしておきましょう。
    「受験が終わるまで、お友達に受験校を聞いたり、言わないようにしようね。聞かれて嫌な子もいるから。」
    その上で、保護者の方から受験校を聞かれた際には、次のように伝えると良いでしょう
    「うちの子と、受験が終わるまでは受験校について話さないと約束していますので、すみません。」
    このように伝えることで、角が立たずに断ることができます。

    ②「まだ決まっていない」と伝える
    たとえ受験校が決まっていても、次のように伝えましょう。
    「まだ決まっていなくて、もう少し悩んでいるところです。」
    ただし、この方法を使う場合には、お子様にも受験校について他のお子様に話さないように念押ししておくことが大切です。
    子ども同士で受験校の情報が伝わってしまうと、「嘘をつかれた」と思われてしまう可能性がありますので、事前にしっかり確認しておきましょう。

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有識者 の紹介

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沖津 亮佑先生

個別進学塾セルフクリエイト水戸校

「毎年70%以上が第一志望に合格する大学受験専門塾」を運営しています。 コーチング指導を活用し、生徒さんの本当にやりたい事の発見、その実現をサポートしています。 大学受験生でなくても、当塾の公式LINEから受験や勉強のご相談が可能です。公式ホームページよりご覧ください。
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山本 涼太郎先生

個別教育クラーク

シドニー生活7年を通じ、教育の違いに衝撃を受ける。帰国後、「子どもたちの自己肯定感を高め、笑顔にしたい」と、大手塾勤務を経て、2010年「個別教育クラーク」を創設。2013年「教育先進県ナガサキ」をプレゼン大会で発表。2024年「タイパ最強!AI時代の5日間完成 面接必勝メソッド」上梓。3兄弟の父。
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大石 基先生

名張さかえ進学教室

進学塾・個別指導塾・中学・高校などで30年以上の指導経験があります。 合格実績としては、難関私国立中学、私立高校・公立高校、国立大学・私立大学など多数あります。 コミュニケーションを通じて、一人一人に合った学習方針や進学指導を行っています。 また、オンラインで24時間質問受付をしています。
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田谷 智紀先生

s-Liveきょうと山科校

個別指導塾業界で28年の経験があり、「直接」指導した生徒は1000人以上、指導時間は2万時間を超えます。ミスマッチの進路指導に力を入れ、保護者の信頼も厚い。「勉強だけでなく、勉強のやり方も教える」ことで、家でも学校でも生徒が「自律」して学べる力を育てることを目指しています。
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