近所の塾か、少し遠い塾か? 娘の希望を聞いた方がいい?

有識者から3件の見解が投稿されています!

近所の塾か、少し遠い塾か? 娘の希望を聞いた方がいい?

中学2年生の娘がいます。現在、近所の塾(自転車で5分)に通っていますが、同じ学校の友達が多くて気が散ると言っています。そこで、学校の友達がいない環境を求めて自転車で30分ほどかかる少し遠い塾に通いたいと言い出しました。しかし、30分の移動時間と帰宅時間の遅さが気になっています。部活も忙しい中で体力や安全面の負担を考えると心配です。それでも子供が学びやすい環境を優先するべきか、それとも近所の塾で納得してもらうべきか悩んでいます。どうしたら良いでしょうか?

教育のプロ教育のプロの視点からアドバイス

お子さんの希望は真剣に受け止めるべきです。ただし、自転車で30分という距離は学習時間や体力に影響する可能性があります。まずは遠い塾で体験授業を受け、学習環境が本当に良いか確認してください。また、今の塾に相談してクラス替えや個別指導を試す方法も考えられます。特に中2は勉強習慣が大事な時期なので、環境だけでなく学習の質も重視しましょう。

保護者視点保護者の視点からアドバイス

親としては安全と通塾の負担が気になりますね。まずは遠い塾まで何度か一緒に通い、距離が日常的にどの程度の負担になるのか試してみてください。一方でお通いの塾にも状況を説明し、可能であれば同じ学校の友達と授業時間をずらしてもらったり、特別な対応をお願いしたりしてみてはいかがでしょうか。お子さんがどちらを選んでもサポートする姿勢を見せることが大切です。

法的な安心法的安心の視点からアドバイス

本サービスで提供されるアドバイスや見解は、あくまで個人の意見です。これを参考にした結果生じた損害やトラブルについて、当社は責任を負いかねます。また、法的安心の視点でのアドバイスは正式な法律相談ではありません。具体的な法的問題は、専門の弁護士にご相談ください。

有識者の見解 (3件)

  • 有識者

    山本 力大 先生

    オンライン個別指導塾Cheers!

    こんにちは!

    まず娘さんが「友達が多いと気が散る」と自覚できている点は大きな収穫です。自分の弱点を言語化できる子は、学び方を変える力を持っています。ここは素直に拍手です。

    とはいえ一般的には「通塾時間は短いほうが体力も安全面も安心」というのが王道ですよね。でも近いだけで環境がガヤガヤなら、塾に着いても脳が部活の延長戦。結局、問題集より友達トークが進む。これも現実です。

    ただし遠い塾を選ぶとき、勉強時間が30分伸びるわけではありません。移動30分は「体力と夜の自由時間を消費する30分」です。ここに目をつぶると、テスト前に風邪をひくとか、帰宅後に寝落ちして宿題が終わらないといった副作用が出やすいです。

    そこで三つのステップで考えてみてください。

    一 現塾の「環境スイッチ」を試す
    座席位置を壁向きに変えてもらう、時間帯を友達とズラす、個別ブースを使えないか相談する。これで半分は解決するケースが多いです。

    二 遠い塾は“体験+帰宅テスト”
    実際に一週間だけ通わせ、帰宅してからの夕食、入浴、就寝が何時になるかをストップウォッチで可視化します。数字で見ると、親子とも「案外いける」「やっぱりきつい」がはっきりします。

    三 オンライン自習室を併用
    集中したい日は現塾を休み、Zoom型自習室やオンライン個別で“顔だけ知らないクラスメイト”と並走する方法もあります。移動ゼロで環境リセットできるので、安全面と集中力の両取りが狙えます。

    この順番で試して、
     1 現塾で改善できれば御の字
     2 ダメなら遠い塾+週一オンラインでハイブリッド
     3 それでも合わなければ遠い塾を本格導入
    と段階を踏むと、失敗コストが最小になります。

    というわけで、まずは「近いけど集中できる工夫」をやり切ってみる。そのうえで体験入塾とタイム測定で現実を数字にする。娘さん自身が結果を見て首を縦に振るなら、その選択はきっと長続きします。

  • 有識者

    齋藤 芳志美 先生

    個別学習のセルモ 川間教室

    当塾でも遠くから通塾している生徒がいます。
    電車で30分とか車でも同様の時間とか、また自転車で30分という生徒もいました。
    おっしゃる通り、移動時間と帰宅時間の遅さが気になりますよね。
    また娘さんということで、道中が遠いとそれも心配になるかと思います。

    まずは現在の塾でご相談をされるといいかと思います。
    また少し遠い塾の体験授業も受けてみて、現在の塾との違いも確認しておくといいと思います。

    そのうえで、現在の塾での問題点と相談した改善点と利点。
    少し遠い塾の問題点と利点を比べて、お子様と相談をしてみることをお勧めします。

  • 有識者

    大石 基 先生

    名張さかえ進学教室

    通塾に自転車で30分と言うのはやはり遠いように思えます。合計1時間もあり、その分勉強時間が削られる心配があります。
    近くの塾が気が散るということでしたら、オンラインの塾を選んでみてはいかがでしょうか。オンライン塾ならば通塾時間はかかりませんし、学校の友達もあまりいないでしょう。
    オンライン塾にも様々な指導方針や学習方法がありますので、よく調べて口コミなども参考にしてぴったり合った塾を探すといいと思います。

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有識者 の紹介

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内田 悠斗先生

東大毎日塾

「受験のプロが毎日指導」がコンセプトのオンライン個別指導塾「東大毎日塾」の代表。 オーダーメイドの計画指導と毎日の徹底した学習管理で、難関大学への逆転合格を多数実現。 教育専門家として、大手学習メディアを多数監修。 本サイトでは、累計1000人以上の指導経験を元にアドバイスいたします。
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福原 健太郎先生

個別指導のグランアシスト

算数数学講師として大手進学塾入社1年目で年間優秀講師賞を受賞。 2013年に地元福山に戻り、個別指導のグランアシストを開設。 2017年には発達障害・学習障害を持った子どもの支援を行うために放課後等デイサービス「まなびのひろば」を開設。 志共育認定講師として、キャリア教育にも力を入れている。
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個別指導塾業界で28年の経験があり、「直接」指導した生徒は1000人以上、指導時間は2万時間を超えます。ミスマッチの進路指導に力を入れ、保護者の信頼も厚い。「勉強だけでなく、勉強のやり方も教える」ことで、家でも学校でも生徒が「自律」して学べる力を育てることを目指しています。
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大石 基先生

名張さかえ進学教室

進学塾・個別指導塾・中学・高校などで30年以上の指導経験があります。 合格実績としては、難関私国立中学、私立高校・公立高校、国立大学・私立大学など多数あります。 コミュニケーションを通じて、一人一人に合った学習方針や進学指導を行っています。 また、オンラインで24時間質問受付をしています。
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