子どもが元の塾に出戻りを希望していますが受け入れてもらえるでしょうか?

有識者から2件の見解が投稿されています!

子どもが元の塾に出戻りを希望していますが受け入れてもらえるでしょうか?

1年通っていた塾を辞め、他の塾に移ったのですが、どうやら子どもには合わなかったようで、最近「やっぱり前の塾に戻りたい」と言い出しました。親としてもその気持ちは理解できますし、実際前の塾の方が指導も相性も良かった気がします。ただ、こちらの都合で辞めた手前、再度お願いするのは気まずく、受け入れてもらえるか不安です。塾側にどう切り出すべきか、また出戻りってよくあることなのか…周囲に相談する相手がおらず困っています。

教育のプロ教育のプロの視点からアドバイス

出戻りは珍しいことではなく、むしろ「自分に合った学び場を見極めた結果」として前向きに捉えるべきです。連絡時は「一度離れてみて改めて良さを実感した」と正直に伝えましょう。教育現場では生徒の成長を最優先するため、気まずさより本人の学習環境を優先してください。

保護者視点保護者の視点からアドバイス

気まずさは親として当然ですが、子どもが自ら「戻りたい」と言えるのは大きな成長。その気持ちを大切にしたいですね。電話やメールで「ご迷惑をおかけしたかもしれませんが、もう一度お願いできませんか」と素直に頭を下げれば、多くの塾は温かく迎えてくれると思います。

法的な安心法的安心の視点からアドバイス

本サービスで提供されるアドバイスや見解は、あくまで個人の意見です。これを参考にした結果生じた損害やトラブルについて、当社は責任を負いかねます。また、法的安心の視点でのアドバイスは正式な法律相談ではありません。具体的な法的問題は、専門の弁護士にご相談ください。

有識者の見解 (2件)

  • 有識者

    山本 力大 先生

    オンライン個別指導塾Cheers!

    こんにちは!

    まず、大前提を整理します。塾業界では「いったん離れたけど戻ってきました」は実は珍しくありません。春は部活との両立を模索して別の塾へ、夏につまずいて再入塾、なんて年間に何件もあります。つまり塾側の“受け入れ耐性”は想像以上に強いです。

    とはいえ気まずさがゼロになるわけではありませんよね。そこで視点を変えてみましょう。塾からすると「もう一度ここで勉強したい」と言ってくれるのは最高級の褒め言葉です。お菓子屋さんが「またあの味が忘れられなくて」と再訪されたら嬉しいのと同じです。

    ここからは実践編。三段階で動くとスムーズです。

    一 連絡は電話よりメール
    最初のひと声を電話で入れると、担当者が不在のときに説明が二度手間になりがちです。メールなら経緯や希望を落ち着いて書けますし、塾側も社内で回覧して準備ができます。件名に「再入塾のご相談」と添えておくだけで、先方は事情を察してくれます。

    二 “前向き理由”をセットで伝える
    「家の都合で一度退会しましたが、子どもが授業内容を高く評価しており、再度お願いしたく存じます」このひと言で十分です。失礼をわびるより“貴塾で学びたい”を強調すると雰囲気が柔らかくなります。

    三 再面談で目標をアップデート
    教室に伺うときは「前回通っていた期間に身に付いたこと」「新しい塾で得た気付き」をメモして持参してください。講師はカリキュラム再設計がしやすくなり、再スタートが滑らかになります。

    ちなみに、もし違約金や入会金の扱いが心配なら、最初のメールで「費用面での再入塾規定を教えてください」と一文加えると事務手続きがクリアになります。気まずさより手続きを先に確認すると、むしろ事務局が動きやすいです。

    というわけで
     1 メールで落ち着いて連絡
     2 “戻りたい理由”をポジティブに
     3 面談で目標を共有し直す
    この順番で進めてみてください。塾側も「戻ってきてくれたんだ」と歓迎モードになりますし、お子さんも再スタートを前向きに感じられるはずです。

  • 有識者

    山本 涼太郎 先生

    個別教育クラーク

    お子さんが「前の塾に戻りたい」と話されたとのこと、とても悩ましいお気持ち、お察しします。親御さんとしても、お子さんの気持ちに理解を示しつつ、「でも一度辞めた塾にまたお願いするのは気まずい…」という気持ちも、よくわかります。
    でも、大丈夫です!塾への「出戻り」は、実は決して珍しいことではありません。塾の先生方も日々、いろいろなご家庭の事情に触れておられますし、「やっぱりこちらの塾が良かった」と戻ってくる生徒さんはいらっしゃいます。むしろ、前よりも「この塾が好き!」という気持ちが明確になって帰ってきてくれるのは、とてもありがたいことだと感じる先生方も多いですよ。
    また、「やっぱり前の塾が合っていた」と気づいて言葉にできたお子さんのお気持ちは、大切にしてあげてほしいと思います。これは自己理解が深まっている証ですし、「どんな環境で自分は頑張れるか」を経験してみて、わかったから出てきた言葉です。
    塾に連絡する際は、率直に「一度離れたことで、あらためて良さを実感した」「本人が戻りたいと希望している」と伝えれば大丈夫です。多くの先生は、きっと温かく迎え入れてくださいますよ。

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有識者 の紹介

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s-Liveきょうと山科校

個別指導塾業界で28年の経験があり、「直接」指導した生徒は1000人以上、指導時間は2万時間を超えます。ミスマッチの進路指導に力を入れ、保護者の信頼も厚い。「勉強だけでなく、勉強のやり方も教える」ことで、家でも学校でも生徒が「自律」して学べる力を育てることを目指しています。
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内田 悠斗先生

東大毎日塾

「受験のプロが毎日指導」がコンセプトのオンライン個別指導塾「東大毎日塾」の代表。 オーダーメイドの計画指導と毎日の徹底した学習管理で、難関大学への逆転合格を多数実現。 教育専門家として、大手学習メディアを多数監修。 本サイトでは、累計1000人以上の指導経験を元にアドバイスいたします。
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傳塾 ~denjuku~

長く高校の教壇で国語を教えていまして、教え子には華と書いてハルと読む女優「黒木華」がいます。彼女に漱石「こころ」と鴎外「舞姫」を教えたのは誰あろうこの私です。 また若い頃は近代日本文学を研究し論文を書いていました。私は講談社「第40回群像新人文学賞」で最終選考にまで残ったファイナリストでもあります。
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個別指導のグランアシスト

算数数学講師として大手進学塾入社1年目で年間優秀講師賞を受賞。 2013年に地元福山に戻り、個別指導のグランアシストを開設。 2017年には発達障害・学習障害を持った子どもの支援を行うために放課後等デイサービス「まなびのひろば」を開設。 志共育認定講師として、キャリア教育にも力を入れている。
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