小学生の塾の面談ってそんなに重要ですか?

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小学生の塾の面談ってそんなに重要ですか?

小学生のうちはまだ受験もないし、塾の面談もそこまで重要ではないのかなと思って、これまで参加せずにきました。共働きということもあり、面談日程を調整するのも難しく、先生からの連絡はLINEで済ませる形が続いています。ただ最近になって、子どもの様子が少し気になったり、塾でどんなふうに過ごしているのかが見えにくかったりして、このままでいいのか迷い始めています。面談を受けるほどのことではないと思いつつ、親として塾との関わりをどう持つべきなのか、考えさせられています。

教育のプロ教育のプロの視点からアドバイス

小学生の面談は現状の把握と先を見据えた関わりが目的です。受験がなくても、学習習慣の定着や理解度の確認はこの時期にこそ重要です。LINEでは伝わりにくい微妙なつまずきや教室での様子は、先生と直接話すことで掴めることも多いですよ。

保護者視点保護者の視点からアドバイス

仕事との両立で面談が負担に感じるのは当然ですが、子どもが小学生のうちは「親が見守ってくれている」という感覚が安心感につながります。年1回でも時間をつくり、先生と顔を合わせておくと、子どもの変化にも早く気づけるようになります。

法的な安心法的安心の視点からアドバイス

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有識者の見解 (1件)

  • 有識者

    山本 涼太郎 先生

    個別教育クラーク

    とても大切な気づきですね。それに、「このままでいいのかな?」と感じた時点で、すでにお子さんのことをしっかり考えていらっしゃる証拠です。
    小学生のうちの塾面談ですが、まず、前提として、“受験のため”というより“成長のため”という視点で考えてもらうといいかと思います。学習面だけでなく、塾での様子、人との関わり方、モチベーションの波など、子どもは大人が思っている以上に日々成長しています。
    共働きで時間の調整が難しいことと思います。だからこそ、「塾の先生と意識を共有する」時間を少しでも作ることが、長期的に見て、親としての安心感にもつながります。

    ■今、感じているモヤモヤの正体
    「子どもの様子が少し気になる」「塾でどう過ごしているのか見えにくい」「でも、面談するほどのことじゃない気もする」
    これ、全部すごく自然な感情です。でも逆に言うと、少し不透明なことが増えてきた“サイン”でもあるんですね。今のうちに少しだけでも塾の先生と情報共有しておくと、他の大人は我が子をどう見ているのかを知ることができ、あとあと「あのとき話しておいてよかった」と思えるはずですよ。

    ■塾との関わり方:おすすめのスタンス
    「定期的に短くても」つながること。電話面談やzoom面談でもOK。気になることをLINEしたり、日頃の感謝を伝えるのでもOK。面談を30分フルで取る必要はありません。目的を「子どもの現在地を共有すること」に置き、「勉強できてるか?」ではなく、「最近、家ではこうなんですが、塾ではどんな様子ですか?」と聞いてみましょう。塾の先生を “チームメイト” にする感覚です。家と塾の連携がとれていると、お子さんはとても安心します。たとえ直接的な相談内容がなくても、「見守ってますよ」というメッセージを、先生にも、お子さんにも送ってあげることができます。

    ちなみに、私は保護者面談をしたあとは、できるだけお子さんに伝えるようにしています。「今日、お母さんが面談に来てくれたよ。最近、家事を手伝ってくれるから助かるって、喜んでたよ〜」「さっきまでお父さんと話してたよ。信頼されてるんだね!」そんな風に伝えたあとの、生徒の喜ぶ顔を見るのが大好きだからです。

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大学院博士後期課程修了、博士(理学)を取得した理系としての専門性の高さを活かし、化学を専門に、数学、物理などの大学受験を指導しています。
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長く高校の教壇で国語を教えていまして、教え子には華と書いてハルと読む女優「黒木華」がいます。彼女に漱石「こころ」と鴎外「舞姫」を教えたのは誰あろうこの私です。 また若い頃は近代日本文学を研究し論文を書いていました。私は講談社「第40回群像新人文学賞」で最終選考にまで残ったファイナリストでもあります。
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「受験のプロが毎日指導」がコンセプトのオンライン個別指導塾「東大毎日塾」の代表。 オーダーメイドの計画指導と毎日の徹底した学習管理で、難関大学への逆転合格を多数実現。 教育専門家として、大手学習メディアを多数監修。 本サイトでは、累計1000人以上の指導経験を元にアドバイスいたします。
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