使い終わった塾の教材は保管すべき?それとも処分しても大丈夫?

有識者から4件の見解が投稿されています!

使い終わった塾の教材は保管すべき?それとも処分しても大丈夫?

息子は現在小6で、4年生から塾に通い続けています。中学生になっても引き続き同じ塾に通う予定ですが、これまで使ってきた塾の教材が大量に溜まり、置き場所に困っている状況です。どれを残してどれを処分すべきか判断がつきません。特に、これまでの教材が中学の勉強で役立つのか、役立つのであれば復習用に取っておくべきかで悩んでいます。ただし保管スペースには限りがあり、すべてを置いておくのは現実的ではありません。中学生活が始まる前に、塾で使った教材の整理方法について具体的なアドバイスをいただけると助かります。

教育のプロ教育のプロの視点からアドバイス

塾の教材は中学での学習に直接役立つものを優先的に残しましょう。具体的には、算数の応用問題集や国語の長文読解問題など、中学の基礎や発展に繋がる内容です。一方、小4・小5の教材は、基礎が身についていれば不要なものも多いです。苦手分野を重点的に復習するために必要な教材を選別するのも効果的です。どうしても判断が難しい場合は、塾の先生のアドバイスをもらうことで必要な教材が明確になりますので、ぜひ相談してみてください。

保護者視点保護者の視点からアドバイス

教材の整理は親子で話し合いながら進めるのがおすすめです。「どの教材を見返したい?」「これを解いていて楽しかった?」といった質問を通じて、子どもの気持ちを尊重しつつ整理を進めましょう。また、どうしても捨てられないものは箱やクリアファイルにまとめ、期間限定で保管しておく方法もあります。例えば、半年後や1年後に再度見直して、必要性が低いと感じたら処分するようにすると無駄なスペースを減らせます。

法的な安心法的安心の視点からアドバイス

本サービスで提供されるアドバイスや見解は、あくまで個人の意見です。これを参考にした結果生じた損害やトラブルについて、当社は責任を負いかねます。また、法的安心の視点でのアドバイスは正式な法律相談ではありません。具体的な法的問題は、専門の弁護士にご相談ください。

有識者の見解 (4件)

  • 有識者

    山本 力大 先生

    オンライン個別指導塾Cheers!

    お気持ち、よくわかります。うちも同じように塾の教材がどんどん積み上がって、気づけば本棚も床もいっぱい…という状態になっていた時期がありました。小学校4年からずっと塾に通っていると、それなりにボリュームもありますよね。特に6年の後半は模試やら特訓やらで教材の種類も一気に増えますし。

    うちの場合、「これは使うかも…」と全部取っておいたら結局どれも見返さなくて、ただスペースだけを取り続ける結果になってしまって。なので中学入学前のタイミングで思い切って整理したんですが、そのときに基準にしたのは「これ、中学で困ったときに見返したいと思うかどうか」でした。

    算数(数学)の基礎がしっかり載っているテキストは、さすがに捨てられなくて残しました。特に割合・速さ・図形あたりは中学に入っても土台になる内容なので、もう一度見返すことになるかなと思って。でも、細かい演習プリントや、すでに解き終わって答えだけ書いてあるものはほとんど処分しました。書き込みが多すぎて再利用もできませんしね。

    あと、本人が「この単元は苦手だった」と言っていたテキストやテストは念のため残しておいて、あとは段ボールにまとめて「中1の1学期まで様子を見て、それでも使わなければ処分」という一時保留ルールを作りました。そうすると、いざとなれば見返せる安心感もあるし、スッキリ片付くしでよかったです。

    保管スペースって有限ですし、全てを残しておくのは現実的じゃないと思います。でも、「これだけは取っておこう」っていう教材を自分で選ぶプロセスは、子どもにとっても「ここまでよく頑張ったな」と感じる節目になる気がします。

    教材って勉強道具でもありながら、努力の証でもあるんですよね。だからこそ、何を残して何を手放すか、その判断をお子さんと一緒にする時間が、実は結構大事なのかもしれません。うちはその作業を通して、気持ちの切り替えが自然にできた気がしますよ。

  • 有識者

    小野 幹夫 先生

    いわき高志館

    個人差はありますが、基本的に処分してしまった方が良いと思います。教材に線を引く、プリントをファイルして保管する行為は、結果の出す勉強の仕方に悪影響となる場合が多いです。「重要なところに今日は線を引いておいて、後で覚えよう」といった後回し習慣がついてしまいます。「今日学んだ知識は今日中に自分のものにしなければ」の精神を学ばせてあげてください。

  • 有識者

    西尾 信章 先生

    セルモ日進西小学校前教室

    塾に通い続けてこられたとのこと、お子さんの努力が詰まった教材がたくさんあるのですね。とはいえ、すべてを保管するのは難しいですし、基本的に塾としては過去の教材は不要という考え方です。中学では新しい学習内容に進むため、小学生の教材を使う機会はほとんどありません。

    とはいえ、お子さんが「これは復習に使いたい」「もう少し見直したい」と感じているものがあれば、無理に捨てずに相談しながら残すのが良いでしょう。特に、算数の計算問題集や苦手だった単元の教材は、中学の勉強にも役立つことがあるので、少し様子を見てもいいかもしれません。一方で、授業のプリントや一度解いた問題集など、今後使う可能性が低いものは整理の対象になります。

    整理の方法としては、まず**「もう見返さないもの」と「取っておくもの」に分ける」**ことから始めましょう。お子さんと一緒に決めることで、学習の振り返りにもなりますし、「せっかく勉強したのに捨てられた…」という気持ちを防ぐこともできます。処分する際は、必要なページだけをスキャンしてデータで保管するのも一つの方法です。スッキリした環境で、新たな中学生活をスタートできるといいですね!

  • 有識者

    沖津 亮佑 先生

    個別進学塾セルフクリエイト水戸校

    「プリント類」「理社の全教材」「国語の文章読解の全教材」「算数と英語の小学5年生までの教材」は、処分してしまって問題ありません。
    念のため、算数と英語の小学6年生の教材は、中学1年生が終わるまでは保存しておいた方が良いかと思います。
    もしお子様が算数や英語が得意で、これまでほとんど躓くことなく進んできたのであれば、処分してしまっても大丈夫です。
    また、事前にお子さんと話し合いながら、不要な教材は処分しても大丈夫かを決めていきましょう。

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