子どもを塾に通わせて半年以上になりますが、目に見えて成績が上がったという実感がありません。とはいえ、塾に通わせていなかったらもっと成績が下がっていたかもしれないと思うと、やめる決断もできずにいます。現状維持できているのは塾のおかげなのか、それとも塾が合っていないのか、この判断がとても難しいです。本人はそれなりに不満もなく通えているようですが、効果が見えないままお金と時間だけがかかっているような気がしてなりません。
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有識者の見解 (1件)
山本 涼太郎 先生
個別教育クラーク
塾に半年以上通っているのに成績が上がらない…その不安、よく分かります。時間もお金もかけているからこそ、「このままでいいの?」という気持ちになりますよね。とはいえ、塾を辞めることで、それは解決するのでしょうか?
まずは、塾に通う「目的」と「目標」、そして「どんな成果を出したいか」を整理してみましょう。
たとえば、「志望校合格」が目的でも、今の目標が「学習習慣をつけること」なら、成績よりも「毎日机に向かえているか」の方が大事なことです。成果って、点数だけじゃなく「自分から勉強できるようになった」とか、「苦手意識が減った」とか、見えにくい変化もあるんですよね。
それに、お子さんが「塾に不満なく通えている」というのは、かなりポジティブなことです!心が前向きであれば、少し時間がかかっても、伸びる力があります。
おすすめは、
①塾の先生と面談して「どんな成長が見られますか?」と聞いてみること
②家庭でも小さな成果を記録していき、成長を「見える化」すること
③3ヶ月だけの短期目標を立てて、成果を測ってみること ~などです。
塾に行くのは、あくまで「目的」や「目標」を達成するための「手段」。焦らず、方向性が合っているかを確認、修正しながら、前向きに判断していけるといいですね。
一緒に少しずつ歩んでいきましょう!