オンライン塾の授業は親が隣で見ていた方がいいの?

有識者から2件の見解が投稿されています!

オンライン塾の授業は親が隣で見ていた方がいいの?

中学生で外部のクラブチームに所属しており、普通の塾では時間割が合わないため、オンライン塾を検討しているのですが、初めてのことなので親としてどう関わればいいのか分かりません。普通の塾なら先生にお任せできますが、オンラインだと子どもがちゃんと授業を受けるように、親が隣で監視した方がいいのでしょうか?思春期の子なので親が近くにいることで逆にやりづらくなることもあるのかな?と思いつつも、目を離したら気が緩んでサボってしまわないか心配です。授業を受ける場所も子ども部屋がいいのか、それともリビングがいいのか?オンライン塾の授業の受け方について具体的に教えてもらえると助かります。

教育のプロ教育のプロの視点からアドバイス

オンライン授業は自律的な学習姿勢が求められますが、親が過干渉になると逆効果です。最初の数回はリビングなど親の目が届く場所で受講し、しっかり集中できるかを確認しましょう。ただし、授業中は会話を控え、学習に支障が出ないよう配慮が必要です。慣れてきたら子ども部屋で受講し、授業後に内容を軽く振り返る習慣をつけるのが理想的です。見守る距離感を調整しながら、子ども自身が「受講するのが当たり前」の状態を作ることが大切です。

保護者視点保護者の視点からアドバイス

親が隣にいるとプレッシャーになり、思春期の子どもには逆効果になることもあります。最初はリビングで受講させ、様子を見守る程度に留めましょう。その後、子ども部屋に移しても集中できるようなら、干渉は最小限に。サボりが心配なら、授業の後に「どうだった?」と軽く声をかけ、自然な会話の中で授業内容を振り返る時間を作るとよいでしょう。「監視」ではなく「信頼して見守る」姿勢が、子どもの自主性を育てる鍵になります。

法的な安心法的安心の視点からアドバイス

本サービスで提供されるアドバイスや見解は、あくまで個人の意見です。これを参考にした結果生じた損害やトラブルについて、当社は責任を負いかねます。また、法的安心の視点でのアドバイスは正式な法律相談ではありません。具体的な法的問題は、専門の弁護士にご相談ください。

有識者の見解 (2件)

  • 有識者

    西尾 信章 先生

    セルモ日進西小学校前教室

    オンライン塾を検討されているとのこと、確かに初めてだと親の関わり方に悩みますよね。ただ、基本的な考え方は「塾の勉強は塾に任せる」がベストです。親が監視しすぎると、お子さんのやる気を削いでしまったり、「自分の勉強」という意識が育たなかったりすることもあります。

    思春期のお子さんにとって、親の距離感は大事です。最初のうちは、リビングなど親の目が届く場所で受けさせてみて、「どれくらい集中できるか」を確認するのがいいでしょう。問題なく取り組めるようなら、徐々に子ども部屋での受講に移行してもいいですね。逆に、リビングだと家族の気配が気になって集中しにくい場合もあるので、お子さんと相談しながらベストな環境を見つけていくと良いでしょう。

    また、完全に放置するのではなく、「今日はどんな内容だった?」と軽く話を聞くことで、学習の定着を助けられます。「ちゃんとやっているか監視する」のではなく、「興味を持って見守る」スタンスを意識すると、お子さんも前向きに取り組めるはずですよ。

  • 有識者

    山本 力大 先生

    オンライン個別指導塾Cheers!

    オンライン塾の授業を受ける環境や親の関わり方は、子どもの自主性を尊重しつつ、必要なサポートをするバランスが大切です。

    まず、親が常に隣にいて「監視」するのは、思春期の子どもには逆効果になることが多いです。息子さん自身がある程度の自立心を育むためにも、授業中はなるべく自分で集中して受ける環境を整えるのが望ましいです。

    そのため、授業を受ける場所は、静かで集中できる環境が理想です。たとえば、子ども部屋が自分専用のスペースとして整えられていれば最適ですが、家庭の事情で部屋がなかったり、リビングで受講する場合は、ノイズや周囲の雑音をできるだけ排除する工夫(イヤホンの使用、机の配置など)をするとよいでしょう。

    また、親としては、授業開始前や終了後に「今日の授業はどうだった?」と軽く声をかけるなど、安心感を与える程度の関わりに留めるのがおすすめです。親が常に見守っていると、逆に息子さんが「叱られるのでは」と緊張してしまう可能性もあるので、時間帯や状況に応じたサポートを心がけるとよいでしょう。

    さらに、オンライン塾の多くはチャット機能や質問タイム、録画授業など、子どもが自分のペースで学習できる工夫が取り入れられています。こうした仕組みを活用して、授業中に自発的に質問したり、後から復習できる環境を整えることで、自然と自主性が育まれます。

    親としては、授業が始まる直前から授業終了後まで、完全に見守る必要はなく、定期的に息子さんと話し合い、どのような環境であれば集中できるかを一緒に考える時間を持つのが良いでしょう。

    このように、オンライン塾では「親が隣で監視する」というよりも、子どもが自分で集中できる環境作りと、必要なときにサポートを提供するというバランスを取ることが、結果的に学習効果を高める鍵となります。

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有識者 の紹介

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大学院博士後期課程修了、博士(理学)を取得した理系としての専門性の高さを活かし、化学を専門に、数学、物理などの大学受験を指導しています。
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