塾への要望、クレーマーと思われないか心配

有識者から3件の見解が投稿されています!

塾への要望、クレーマーと思われないか心配

中学2年生の息子を塾に通わせています。模試の結果は平均以上で、先生からも「しっかり頑張っていますね」と褒められることが多いです。ただ、親としてはもっと良い結果が出てもいいのではないかと感じています。塾に対して、もっと成績を伸ばしてほしいことを相談したい気持ちはあるものの、先生から過剰な期待を押し付けるクレーマー親と思われるのではないかと心配で行動に移せません。

教育のプロ教育のプロの視点からアドバイス

「クレーマーと思われたくない」という心配は、要望の伝え方を工夫することで解消できます。まずは具体的な目標を一緒に設定することを提案してみてください。例えば「次の模試で特に数学の得点を10点上げたいのですが、どんな勉強を追加すると効果的でしょうか?」など、具体的な教科や課題にフォーカスして相談することで、先生も明確な対応をしやすくなります。また、「日頃の指導のおかげで成果が出ていると感じています」といった感謝の気持ちを伝えれば、相談がより前向きに進むでしょう。

保護者視点保護者の視点からアドバイス

親としての悩みを共有する際に、相手に配慮した伝え方を心掛けることが大切です。例えば「子どもが家で、数学が難しいと言っているのですが、どうサポートすればいいでしょうか?」と、先生に助言を求める形で相談するのがおすすめです。また、最初に「先生方のご指導のおかげで、以前よりも自信を持って学習に取り組んでいます」と伝えれば、先生に感謝の意を示しつつ相談できます。親も先生とチームとしてお子さんを支える姿勢を見せることが、より良い関係を築く鍵になります。

法的な安心法的安心の視点からアドバイス

本サービスで提供されるアドバイスや見解は、あくまで個人の意見です。これを参考にした結果生じた損害やトラブルについて、当社は責任を負いかねます。また、法的安心の視点でのアドバイスは正式な法律相談ではありません。具体的な法的問題は、専門の弁護士にご相談ください。

有識者の見解 (3件)

  • 有識者

    山本 力大 先生

    オンライン個別指導塾Cheers!

    とてもよくわかります。今の成績に満足していないわけではないけれど、「この子ならもっと伸びるのでは」と思ってしまう親心、自然な感情ですよね。

    先生に相談したい気持ちがあるのに、「過剰な期待と思われたらどうしよう」と遠慮してしまうのも、本当に多くの保護者の方が感じていることです。けれど、実際のところ塾の先生は「もっと良くしたい」と思っている親御さんからの相談をむしろ歓迎していることが多いです。

    たとえば、こういう言い方ならどうでしょう。

    「今の成績でもありがたいと思っていますが、本人の様子を見ていると、まだもう少し伸びしろがあるようにも感じていまして…。この先の伸ばし方について、先生のご意見を伺えたらと思いまして。」

    このように、今の指導に感謝していることをまず伝えつつ、「一緒により良い方向を考えたい」というスタンスで話すと、決して押しつけやクレームにはなりません。

    塾側としても、「このご家庭はお子さんのことをちゃんと見ていて、関心を持ってくれているんだな」と前向きに受け止めてくれるはずです。

    また、塾の先生も模試の数字だけでは見えない部分――たとえば「今は伸び悩んでいるけど地力がついてきている」「この単元を超えたら一気に伸びる可能性がある」など、内部的な視点を持っています。そういう話を聞けるだけでも安心材料になるかもしれません。

    相談することで、お子さんにとって今よりさらに合ったアプローチが見つかるかもしれませんし、親として「見守るポイント」がより明確になることもあります。

    心配な気持ちは無理に抑え込まず、まずは「ちょっと相談してみたいことがあるんですが」と気軽に声をかけてみてください。きっと、いい話し合いができると思いますよ。

  • 有識者

    西尾 信章 先生

    セルモ日進西小学校前教室

    お子さんの成績が平均以上とのこと、しっかり努力されている証拠ですね。ただ、「もっと伸びるのでは?」と思う親心もよくわかります。その気持ちは決して悪いことではなく、むしろお子さんの可能性を信じているからこそですよね。

    塾に相談するのはもちろんアリですが、「塾だけに頼る」のではなく、家庭でもできることがないかを考えてみるのも大切です。例えば、塾の宿題やテスト直しをしっかり見てあげたり、家庭学習の習慣を整えたりするだけでも、成績アップにつながることがあります。また、「どうすればもっと良くなるか?」と、お子さん自身に考えさせることも効果的です。自主性を育てることで、長期的な学力向上につながります。

    塾の先生に相談するときも、「もっと成績を伸ばしてほしい」という言い方ではなく、「家庭でどんなサポートができますか?」と聞くと、前向きな話になります。塾と家庭がうまく連携できれば、お子さんにとってベストな環境が整います。決してクレーマーにはなりませんので、気軽に相談してみてくださいね!

  • 有識者

    沖津 亮佑 先生

    個別進学塾セルフクリエイト水戸校

    模試の結果が平均以上であり、先生から褒められていること、とても嬉しいことですね。
    成績を伸ばすための相談をしても、塾はクレーマー親と思いませんので、安心してください。
    むしろ、お子様の成績向上に協力的な保護者様は、塾にとっても嬉しいことだと思います。

    ただ、塾への相談の仕方には少し注意が必要かもしれません。
    「これだけ通わせているなら、もっといい結果が出てもいいのでは?」のように伝えるのではなく、
    「英語と国語はすごく伸びてきているのですが、数学があと10点くらい上がるといいなと思うのですが、どうすればよいでしょうか?」と、具体的に相談できると良いかと思います。

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東京都町田市で、個別学習のセルモ町田忠生・木曽・鶴川教室の3教室を運営しております、株式会社進化代表取締役社長の宮谷と申します。 個別学習のセルモは、社員講師の適切なサポートとデジタルAI学習システム+オリジナルノートを活用し、学力改善を目指す生徒さんを指導しています。
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1975年大阪市出身・関西大学法学部卒 1998年ビジネスオーナーとして独立 2007年大阪NSC30期生としてワッハ上方お笑いコンクール銀賞 2012年夏 4歳の娘と二人で世界一周の旅へ 現在はオンライン学習塾Cheers!の塾長として、全国の子供達と日々切磋琢磨している
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2013年入社以来、自塾では中学校別・地域別の傾向を重視。特に定期テストにおいては講師の出身地域と生徒合わせをおこないながら、目標達成の支援を行っております。延べ800人の指導実績と、進路指導を専門領域とするため2021年国家資格キャリアコンサルタントを取得しています。趣味は料理と子育て。
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個別教育クラーク

シドニー生活7年を通じ、教育の違いに衝撃を受ける。帰国後、「子どもたちの自己肯定感を高め、笑顔にしたい」と、大手塾勤務を経て、2010年「個別教育クラーク」を創設。2013年「教育先進県ナガサキ」をプレゼン大会で発表。2024年「タイパ最強!AI時代の5日間完成 面接必勝メソッド」上梓。3兄弟の父。
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