志望校の相談、周りの親のように積極的にしないとダメですか?

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志望校の相談、周りの親のように積極的にしないとダメですか?

現在小学校5年生の娘がいます。来年はいよいよ中学受験生として大事な1年を迎えることになりますが、塾で他の保護者の方が先生に志望校や受験対策について熱心に相談している様子を見ると、自分も何かアクションを起こさなければいけないのではと焦りを感じています。しかし私は受験情報にあまり詳しくなく、どのように相談すればいいのかわかりません。塾の先生に相談しないと「やる気がない親」と見られてしまうのではないかと不安ですし、周りの保護者と比べて取り残されているような気もします。どうすればよいのでしょうか?

教育のプロ教育のプロの視点からアドバイス

相談すること自体が受験成功の鍵ではありません。塾の先生はお子さんの学力や性格を見ながら最適な指導を行っています。ただし、保護者の目標や疑問点を共有することは重要です。具体的には、「志望校の候補を1〜2校挙げる」「不安に感じている教科やテーマ」をまとめてから相談に臨むと、的確なアドバイスが得られやすいです。先生とのコミュニケーションを通じて親の意識や目標が伝われば、それだけで充分信頼を築けます。

保護者視点保護者の視点からアドバイス

私も最初は同じように感じていました。他の保護者が積極的に動いているのを見ると焦りや不安を覚えますよね。でも、何を相談するかは家庭によって異なるのです。無理に他の保護者と同じことをする必要はありません。まずはお子さんと話し合い、受験に対する気持ちや得意科目・苦手科目を整理してみてください。その上で自分なりの疑問点を塾に相談すれば、的確なサポートが受けられるはずです。他の親の行動よりも家庭のペースを大切にしましょう。

法的な安心法的安心の視点からアドバイス

本サービスで提供されるアドバイスや見解は、あくまで個人の意見です。これを参考にした結果生じた損害やトラブルについて、当社は責任を負いかねます。また、法的安心の視点でのアドバイスは正式な法律相談ではありません。具体的な法的問題は、専門の弁護士にご相談ください。

有識者の見解 (1件)

  • 有識者

    山本 力大 先生

    オンライン個別指導塾Cheers!

    こんにちは!
    今日は「塾の先生とどう相談したらいいか分からない」「周りに取り残されている感じがして焦る」というお悩みについて書いてみます。

    まずは結論めいたことを先に。
    相談は回数より“質”が大切です。準備をして短く要点を伝えれば、「やる気のない親」と思われる心配はほぼありません。

    さて、よくある一般論は「志望校を固めてから相談しましょう」です。けれど実際は、決まる前こそ先生の知識を借りるチャンスです。むしろ「まだ固まっていませんが…」と切り出す方が、先生も状況を整理しやすいんですよね。

    では、どう準備するとスムーズか。
    おすすめは三つのメモを持参する方法です。

    1つ目は直近のテスト結果の流れ。
    数字が完璧でなくても「算数は上向き」「国語は足踏み」程度でじゅうぶんです。

    2つ目は娘さんの好き嫌いと得意苦手。
    実験が大好き、音読は苦戦など、学習以外の情報も意外と学校選びのヒントになります。

    3つ目は家庭の条件。
    通学時間の上限、学費の目安、塾以外の習い事など、最初に伝えると先生が提案を絞りやすくなります。

    これだけ用意すれば、面談はほぼ作戦会議です。
    たとえばこんな質問リストを持っていくと、話が具体化しやすいです。

    ・今の成績帯で先輩たちはどこに合格しましたか?
    ・算数の計算スピードを上げるには、いつまでに何をすればいいですか?
    ・冬期講習は全日参加と一部参加、どちらが娘に合いそうですか?

    「具体・期限・方法」をセットで聞くのがポイントです。答えが“フワッ”としにくくなります。

    それでも不安なときは、先生へのメールや連絡帳に前もって質問を箇条書きで送っておくと、当日サラッと答えをもらえます。面談が短くても濃い時間になりますよ。

    最後に比べっこ競争で疲れたときの合言葉をどうぞ。
    よそはよそ、うちはうち、娘は娘。
    この一行を思い出すと、肩の力が少し抜けます。

    というわけで、三つのメモと質問リストをポケットに、まずは一度先生と作戦会議を開いてみてください。動き出せば「取り残されている感覚」はかなり小さくなるはずです。応援しています!

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有識者 の紹介

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大石 基先生

名張さかえ進学教室

進学塾・個別指導塾・中学・高校などで30年以上の指導経験があります。 合格実績としては、難関私国立中学、私立高校・公立高校、国立大学・私立大学など多数あります。 コミュニケーションを通じて、一人一人に合った学習方針や進学指導を行っています。 また、オンラインで24時間質問受付をしています。
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西尾 信章先生

セルモ日進西小学校前教室

当塾では、「放牧メソッド」を採用し、生徒が自ら学ぶ力を育成しています。 また、方眼ノートを活用した思考法を導入し、考える力をサポートしています。 このアプローチにより、生徒たちは「やらされる勉強」ではなく、「みずから学ぶ」姿勢を身につけています。
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山本 涼太郎先生

個別教育クラーク

シドニー生活7年を通じ、教育の違いに衝撃を受ける。帰国後、「子どもたちの自己肯定感を高め、笑顔にしたい」と、大手塾勤務を経て、2010年「個別教育クラーク」を創設。2013年「教育先進県ナガサキ」をプレゼン大会で発表。2024年「タイパ最強!AI時代の5日間完成 面接必勝メソッド」上梓。3兄弟の父。
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河井 昌裕先生

大学受験kawaiラボ

大学院博士後期課程修了、博士(理学)を取得した理系としての専門性の高さを活かし、化学を専門に、数学、物理などの大学受験を指導しています。
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