子どもの自主性を尊重したいのですが、親としてどこまで関与すべきでしょうか?

有識者から2件の見解が投稿されています!

子どもの自主性を尊重したいのですが、親としてどこまで関与すべきでしょうか?

最近、息子のやる気が感じられず、宿題も親が言わないとやりません。子どもの自主性を尊重したい気持ちはありますが、このまま放置して学力が下がるのも心配です。親としてどこまで関与するべきか、どんな声かけが適切なのかが分かりません。「やりなさい」と言い過ぎると逆効果になる気がしますが、何もしないのも無責任なのではないかと葛藤しています。

教育のプロ教育のプロの視点からアドバイス

子どもの自主性を育むためには、過程に注目した声かけが効果的です。「宿題をやったの?」ではなく、「どこまで進んだの?」や「今日はどんな内容を学んでいるの?」と具体的な会話を心がけましょう。また、目標を一緒に設定し、小さな達成を褒めることもモチベーションを上げるポイントです。さらに、塾の先生と相談して、塾内外での学習サポートのバランスを調整するのも有効です。

保護者視点保護者の視点からアドバイス

私も同じような悩みを経験しました。無理に指導しようとすると反発されることもあるので、子どもの話をよく聞くことから始めました。たとえば「今日は何か楽しいことあった?」と学校や塾での話を引き出し、自然に学習の話題に繋げるようにしています。また、勉強以外の場面で成功体験を増やすことで、自信がつき、学習にも良い影響が出たように思います。焦らずにサポートすることが大切です。

法的な安心法的安心の視点からアドバイス

本サービスで提供されるアドバイスや見解は、あくまで個人の意見です。これを参考にした結果生じた損害やトラブルについて、当社は責任を負いかねます。また、法的安心の視点でのアドバイスは正式な法律相談ではありません。具体的な法的問題は、専門の弁護士にご相談ください。

有識者の見解 (2件)

  • 有識者

    西尾 信章 先生

    セルモ日進西小学校前教室

    ご質問ありがとうございます。親としてお子さんを見守る距離感に悩むお気持ち、よくわかります。過干渉も放任も、どちらも子どもの成長にとってはバランスを欠くものです。その間にある「見守る」という距離感を見つけることが大切ですね。まさに当塾が提唱する「放牧メソッド」の考え方に通じます。

    「見守る」とは、子どもの自主性を尊重しながらも、必要なタイミングで手を差し伸べることです。例えば、宿題については「なにか手伝えることある?」と伴走者としての立場からの声掛けが有効ですね。また指示をするのではなく、考えさせるきっかけを与えることで、自主性を引き出せることも多いですよ。

    もちろん、全てを子ども任せにするのではなく、困っている様子が見えたときには適度に関与することも重要です。「見守る」姿勢は、親も学びながら見つけていくものです。一歩ずつ、お子さんのペースに合わせて最適な距離感を探してみてください。焦らず、信じて見守ることで、お子さんの成長をしっかり支えることができますよ!

  • 有識者

    沖津 亮佑 先生

    個別進学塾セルフクリエイト水戸校

    お子様の勉強のやる気を感じないのですね。それは心配になりますね。
    保護者様として意識していただきたいのは、「指示や命令」ではなく、「提案や相談」をすることです。
    保護者様がおっしゃるように、「やりなさい」と言うと逆効果になり、激しい反抗期が訪れる可能性があります。

    「今日の宿題は何が出ているの?夕飯の前に終わらせてくれると嬉しいんだけど、どう?」などのように提案をしたり、
    「今日の宿題いつから始める?あなたが宿題をやっている間にお母さんは夕飯の準備をしようと思っているんだ。」のように相談をしたりすることをおすすめします。

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