山本 力大 先生|投稿履歴

山本 力大 先生

オンライン個別指導塾Cheers!

1975年大阪市出身・関西大学法学部卒

1998年ビジネスオーナーとして独立

2007年大阪NSC30期生としてワッハ上方お笑いコンクール銀賞

2012年夏 4歳の娘と二人で世界一周の旅へ

現在はオンライン学習塾Cheers!の塾長として、全国の子供達と日々切磋琢磨している

投稿数:27件

小学生の塾の宿題は親がどこまで見るべきでしょうか?

小4の塾の宿題への親の関わり方は、確かにバランスが難しいですね。親が関与しすぎると子どもが自分で考える力を育てにくくなりますし、逆に全く見ないと正しく理解できているか不安になると思います。 適度な関与のポイントとして、以下のようなスタンスを心がけるのが良いでしょう。 1. 宿題は「本人のもの」と意識する  親の役割は「手伝う」ではなく、「サポートする」こと。  「宿題はあなたの勉強だから、まずは自分で考えてみようね」というスタンスを明確にしましょう。 2. 答え合わせは本人にさせる  親が丸つけするのではなく、答え合わせは本人がやるようにすると、自分の間違いに気づく力がつきます。  親は「どこを間違えたの?」と問いかけ、子ども自身に説明させると理解が深まります。 3. アドバイスは「考えるヒント」を与える  間違いを指摘する際は、「ここが違うよ」ではなく、「どこが違うと思う?」と問いかけると、子どもが考えるきっかけになります。  解き方が分からないときも、すぐに答えを教えず、「どう考えた?」と過程を聞き、ヒントを出すようにするとよいでしょう。 4. 間違いを責めず、挑戦を評価する  「この問題、難しいけどよく考えたね」「惜しい!あと少しだったね」と、プロセスを褒めることで、間違えても前向きに取り組めるようになります。 5. 時間を決めて関わる  毎回長時間つきっきりで見るのではなく、「丸つけの後、わからないところだけ10分一緒に考える」など、親の関与の時間を限定すると、子どもが主体的に取り組むようになります。 結論として、「自分でやる→親がサポート→自分で直す」という流れを意識し、最終的には「親の助けがなくても一人でできる」状態を目指すのが理想です。

親の関わり方

家でスマホばかり触っている息子。受験が終わるまで取り上げた方がいいですか?

中学2年生の息子さんが受験生としてスマホに多くの時間を費やしている状況は、受験期間にとって大きな悩みどころですね。 強制的にスマホを取り上げると、一時的には利用時間が減るかもしれませんが、反発やストレスにつながる可能性も高いです。   「スマホを取り上げようか?」という言葉が、息子さんの自主性を否定してしまうと、かえって勉強に対する意欲がさらに低下することも考えられます。 そこで、まずは息子さんとじっくり話し合い、スマホがどのように受験勉強に影響を与えているか、一緒に考えることが大切です。   具体的には、以下の点を試してみるとよいでしょう。 ・スマホの利用時間や使用状況を、一緒に記録するアプリを導入して、客観的に「どれだけ時間を使っているか」を確認する。   ・使用可能な時間帯や場所について、ルールを親子で決め、例えば「勉強中はスマホは別の部屋に置く」「休憩時間だけ○分だけ使う」など、スマホとの付き合い方を自分でコントロールするための環境を整える。   ・息子さん自身が「スマホと上手く付き合う」ためのアプリやタイマー機能を使い、自己管理の意識を高めるサポートをしてみる。   ・受験勉強のメリハリをつけるために、休憩や気分転換の時間も決めつつ、スマホを使う時間を具体的にスケジュール化する。   ・親としては、単に禁止するのではなく、スマホの使い方についてのルール作りに参加し、子どもと一緒にそのルールを作成することで、息子さん自身の納得感や自律性を促す。   受験期はどの子もプレッシャーを感じやすい時期ですから、スマホを通じてのコミュニケーションが、むしろリラックスの一環となるような活用法も模索しながら、受験に集中できる環境を一緒に作り上げていくことが大切です。   このように、強制的な取り上げではなく、息子さん自身がスマホとの付き合い方を学び、自主的に管理できるようサポートしていくアプローチがおすすめです。

親の関わり方

将来の目標がない子どもに勉強の必要性をどう伝えればいい?

子供が「将来なりたいものが決まってないのに、なんで勉強しなきゃいけないの?」と疑問に思うのは、ごく自然なことです。 親としては、勉強は将来の選択肢を広げるための大切なツールであり、知識や考える力を身につけるための基礎だと伝えたいところです。 ただし、具体的な夢がまだ決まっていない小学生には、「将来の選択肢が広がる」という抽象的な話だけでは響きにくいかもしれません。 そこで、たとえば好きなゲームやスポーツ、アニメなど、子供が興味を持っている分野で、勉強がどのように役立つか具体的な例を示してみるのはいかがでしょうか。 「勉強しておけば、好きなことをもっと深く理解できるし、新しい発見があるよ」とか「勉強することで、今は見えなかった世界が広がって、将来君が夢中になれるものが見つかるかもしれないよ」といった具合に、身近な例を交えて話すと分かりやすいでしょう。 また、勉強は単に知識を覚えるだけでなく、考える力や問題解決能力、人と協力する力など、将来どんな仕事をするにしても役立つスキルを育むものだと説明するのも効果的です。 さらに、今は夢がはっきりしていなくても、いろいろな分野に触れることで自分の興味が自然に広がるという安心感を伝え、「今のうちは色々なことにチャレンジして、将来のヒントを探してみよう」と前向きなメッセージを与えることが大切です。 最も大事なのは、頭ごなしに「勉強しなさい」と命令するのではなく、子供自身が「勉強することの楽しさや意味」を少しずつ感じ取れるよう、対話を重ねることです。 まずは子供の話に耳を傾け、何に興味があるのか、どんなことが楽しいと感じるのかを一緒に探ることで、自然に学びに対する好奇心ややる気が芽生える環境を作っていけると良いでしょう。

親の関わり方

「塾なしで頑張る」と言ったのに全く勉強しません。どうしたらいいですか?

中学2年生はまだ自己管理の力が十分に育っていない時期です。   自主学習に切り替えると言っても、スマホやゲームの誘惑に負けてしまうのは、決して珍しいことです。   まずは、息子さんと率直に話し合い、「どうして自分でやろうと思ったのか」や「実際にどんな方法で勉強したいのか」を聞いてみることが大切です。   一方で、塾に通っているとプロの指導と一定のスケジュールがあるため、学習習慣が身につきやすいというメリットもあります。   親としては、今一度家庭での学習環境を整える工夫を試みるか、あるいは、塾の方がサポート体制がしっかりしていると感じるのであれば、別の塾を提案することも選択肢の一つです。   ただ、無理に塾に戻すと、息子さんの自尊心や自主性を傷つける恐れもありますので、まずは自宅での学習の改善策(たとえば、具体的な短い目標設定や、決まった時間に学習する習慣作りなど)を一緒に考えるのが良いでしょう。   もしそれでも効果が見えない場合、信頼できる別の塾の体験授業を受けてもらうなど、選択肢を広げることも検討してください。   最終的には、息子さん自身が「ここなら続けられる」と感じる環境を見つけることが、学力向上につながるはずです。

親の関わり方

塾には行くけど家で全然勉強しない!このままで大丈夫?

まずは、子どもが自分で「勉強したい」と感じる環境づくりが大切です。 ■【学習スペースの確保】 ・家の中で静かで集中できる場所を整え、スマホやゲームなどの誘惑をできるだけ排除する工夫をしましょう。 ■【一定のルーティンを作る】 ・毎日決まった時間に机に向かう習慣を、子どもと一緒に計画してみるのが効果的です。例えば、朝の時間や学校帰りに短い勉強時間を設定するなど、無理のない目標を立てます。 ■【自主性を尊重する】 ・親が直接「やれ」と叱るのではなく、子ども自身に学習計画を立てさせたり、小さな目標を設定して達成したときに褒めるなど、内発的なやる気を引き出すサポートを心がけましょう。 ■【ご褒美制度は補助的に】 ・テストの点数などでご褒美を与える方法は、短期的なモチベーション向上にはつながりますが、あくまで補助的な手段として利用し、根本的には「なぜ勉強するのか」という意味や将来のビジョンを一緒に考える機会を持つことが重要です。 オンラインや専門家の意見でも、家庭での勉強習慣は、適切な環境と子どもの自主性を育むことが鍵だとされています。親としては、焦らずに子どもと一緒に何が勉強の妨げになっているか、どうすれば楽しく取り組めるかを話し合いながら、徐々に習慣化していくことが望ましいです。

親の関わり方

オンライン塾の授業は親が隣で見ていた方がいいの?

オンライン塾の授業を受ける環境や親の関わり方は、子どもの自主性を尊重しつつ、必要なサポートをするバランスが大切です。 まず、親が常に隣にいて「監視」するのは、思春期の子どもには逆効果になることが多いです。息子さん自身がある程度の自立心を育むためにも、授業中はなるべく自分で集中して受ける環境を整えるのが望ましいです。 そのため、授業を受ける場所は、静かで集中できる環境が理想です。たとえば、子ども部屋が自分専用のスペースとして整えられていれば最適ですが、家庭の事情で部屋がなかったり、リビングで受講する場合は、ノイズや周囲の雑音をできるだけ排除する工夫(イヤホンの使用、机の配置など)をするとよいでしょう。 また、親としては、授業開始前や終了後に「今日の授業はどうだった?」と軽く声をかけるなど、安心感を与える程度の関わりに留めるのがおすすめです。親が常に見守っていると、逆に息子さんが「叱られるのでは」と緊張してしまう可能性もあるので、時間帯や状況に応じたサポートを心がけるとよいでしょう。 さらに、オンライン塾の多くはチャット機能や質問タイム、録画授業など、子どもが自分のペースで学習できる工夫が取り入れられています。こうした仕組みを活用して、授業中に自発的に質問したり、後から復習できる環境を整えることで、自然と自主性が育まれます。 親としては、授業が始まる直前から授業終了後まで、完全に見守る必要はなく、定期的に息子さんと話し合い、どのような環境であれば集中できるかを一緒に考える時間を持つのが良いでしょう。 このように、オンライン塾では「親が隣で監視する」というよりも、子どもが自分で集中できる環境作りと、必要なときにサポートを提供するというバランスを取ることが、結果的に学習効果を高める鍵となります。

オンライン学習

塾通いへのやる気を失った息子…どう向き合えばいいですか?

お子さんが自発的に塾に通いたいと思っていたのに、最近は「疲れた」「面倒くさい」と言ってしまうのは、何かしらの負担やモチベーションの低下が影響している可能性があります。 まず、今の状況を冷静に見直すために、息子さんが何に一番ストレスを感じているのか、塾の授業内容や指導方針、あるいは塾までの移動や環境そのものが原因でないかを、息子さん自身の声を丁寧に聞いてみるのが大切です。 もし指導方針や先生との相性に問題がある場合、無理に通わせるのではなく、塾側と相談してみるのも一案です。例えば、授業スタイルやカリキュラムの変更、もしくは一時的に通塾ペースを調整するなど、柔軟な対応が可能かどうか確認してみてください。 また、親が強く口を出しすぎると反発を招いてしまうため、まずは本人の意見を尊重し、ストレスや疲労の原因となっている部分を解消できるような環境作りに努めるのが良いでしょう。たとえば、家庭での学習スケジュールやリラックスできる時間を工夫するなど、日常生活全体のバランスを見直すことも、結果として塾への意欲回復に繋がるかもしれません。 環境の変化が負担になるという不安もあるかと思いますが、場合によっては現状の塾に対して改善を求めるか、短期間のトライアルで別の塾の雰囲気を試してみるのも一つの方法です。ただし、無理に大きな変化を強いると逆効果になることもあるため、慎重に進めるのが望ましいです。 最終的には、息子さん自身が「ここなら頑張れる」と感じられる環境を見つけることが最も重要です。親としては、焦らずにまずは息子さんの話をじっくり聞き、その上で、塾側とも連携して柔軟な対応策を模索するのが、やる気を引き出す近道になるかもしれません。

子どものやる気

塾の先生の何気ない一言で子どものやる気が低下してしまいました

まずは、息子さんがショックで自信を失ってしまったことに、親として寄り添い、心のケアをしてあげることが大切です。 塾の先生のコメントは一つの意見に過ぎず、必ずしも息子さんの全体的な実力を表しているわけではありません。先生の意見がきっかけで「どうせ自分なんて」と思い込んでしまうと、モチベーションが下がり、結果として成績も悪化しやすくなります。 まずは、息子さんと落ち着いて話し合い、これまでの努力や得意な部分を具体的に認めるような言葉をかけてあげてください。たとえば、「今までコツコツ頑張ってきたことは本当にすごいよ。君にはできる力がある」といった具合に、本人が自分の強みを再認識できるようにサポートするのが効果的です。 また、塾に対しては、先生とのコミュニケーションを取ってみるのも一案です。息子さんがどのような状況でやる気を失ってしまったのか、どんな点で指導方針が合っていないと感じているのかを、塾の先生と共有し、改善策を相談してみてください。教師側も生徒一人ひとりに合ったアプローチを模索しているはずですので、先生の視点やアドバイスを聞くことで、今後の指導方針が調整される可能性があります。 さらに、家庭でも勉強環境やスケジュールを見直し、短期的な目標を設定して達成感を積み重ねる工夫が有効です。急激に結果を求めず、小さな成功体験を積むことで、再びやる気が湧いてくることもあります。 親としては、焦らずに温かく見守りつつ、息子さんが自分で前向きになれるよう、支え続ける姿勢が重要です。時間はかかるかもしれませんが、まずは心のサポートを中心に、今後の学習計画を一緒に考えていくことが、長い目で見て大きな力になるでしょう。

子どものやる気